AndroidベースのDAP iBasso DX220の購入報告

DAP
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今年は今のところ過ごしやすい夏で助かってますが、これからは熱くなりそうな予感がしているamahikasです。
ということで、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)のDX220を購入しました!\(^O^)/
ポータブルオーディオは2018年10月に購入したAr:tioのRK01以来ですね。久しぶりの購入で少しテンションが高めですがお許しください。

さて、通常なら購入した製品が届いたばかりだと「ファーストインプレッション」の記事を書くのですが、今回のDX220は代理店のMUSIN様のおかげで購入前にじっくりと聴くことができました。今さらファーストインプレッションもないので購入報告としました。
この記事では何故DX220を買うと決めたかを書いていきたいと思います。

購入に至った経緯

DX220

早速購入に至った経緯について書いていきます。DX220をお返ししてからさほど時間は経ってないのですが、決断をするまでに結構悩みました。
ちなみに予算の関係で今回はDX220本体のみの購入です。AMP9も非常に良かったので買おうとは思っていますがDX220に標準で付属するAMP1 MKIIも好みに合っていたので、しばらくは標準構成でDX220を楽しみます。

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既存DAPとの比較

DX220はAMP9との組み合わせで聴いた時に購入することはほぼ決めていました。問題はCayin i5 DAPOPUS #3との比較です。
自分なりのルールとして新しい製品を買うときは既存製品を手放しても欲しいかということを判断基準として重視しています。本当に既存製品を手放すかどうかはさておき、既存製品を手放すくらい気に入っている製品じゃないと最終的に使わなくなることが多いんですよね。今回は特に既存製品を機にいているのでより慎重になりました。

最初にAMP1 MKIIで聴いたときはi5の代わりになりそうだと感じました。しかしi5にも個性があってDX220とAMP1 MKIIの組み合わせ(以降、『DX2212』と表記)でも完全に代替品にはなりません。i5の音はそれだけ好きなんですよね。N6iiを聴いてCayinであっても同じような音を出すのは難しいのかもしれないと不安になったこともあり、i5はしばらく手元に置いておく予定です。
悩んでるのはOPUS3です。DX220とAMP9(以降、『DX229』と表記)で聴くかぎり、DX229ならOPUS #3の代わりになりそうだと思っています。AMP9を購入後に改めて判断をしますが、OPUS #3にはAndroidアプリの使い勝手が不便というデメリットがあります。もともとi5やN6ii、DX220ほどAndroidアプリへの対応が強化されているわけではないのでこれは仕方がないです。OPUS #3をいまさら悪くいうつもりはありませんし思ってもいません。しかし進歩の速いAndroidを取り巻く環境を考えると早めに、よりAndroidアプリを便利に、しかも長く使うことができるDAPに置き換えたほうが後々プラスになると考えています。N6iiとDX220の後継機がいまのようにAndroidアプリに対応しないかもしれませんし危機感はそれなりに持っています。ならば今のうちにDX220で置き換えたほうが良いのではないかと思っています。
最終的にはOPUS #3独特の柔らかい音をDX229で再現できるかがポイントになります。

ちなみに個人的な評価として純粋に音だけで考えるとN6iiとDX220はほぼ同じレベルでOPUS #3も負けていません。i5は3製品に比べると少し落ちるという印象です。

既存DAPの記事については以下を参照ください。

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N6iiとの比較

N6iiとDX220のどちらを先に買うかも悩みました。オーディオマザーボードのA01は好みではありませんでしたが、Cayinのことなので次のオーディオマザーボードは私の好みに合うと期待しています。Androidアプリの対応についてもDX220よりN6iiのほうがいいので使いやすいです。電池の持ちもN6iiに軍配が上がりますね。
音以外ではN6iiが気に入ってますし、オーディオマザーボードによって音も変わると思いますので、DX220を試聴する前はN6iiの次のオーディオマザーボードを聴いてからどちらを先に買うか決めようと思っていました。

このタイミングでDX220の購入を決めたのはどうせDX220は買うだろうと思ったくらい気に入ったからです。標準のAMP1 MKIIでも購入するのに十分なパフォーマンスを発揮してくれましたが、AMP9との組合せでさらに好みになりました。
大丈夫だとは思いますが、N6iiの次のオーディオマザーボードは聴いてみないとなんとも言えないですしね。先にDX220を購入しゆっくりとN6iiを買う準備をすることにしました。
偉そうに書きましたがDX220で音楽を楽しむのを我慢できなかったというのが正直なところです(笑)

N6iiの感想については以下の記事を参照願います。

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手放した製品たち

DX220を購入するためにいくつか手持ちの製品を手放しました。
Aventho wirelessとAr:tioのRK01です。Aventho wirelessは思っていたよりも使用頻度が上がらなかったのが理由です。今秋にはDrop(旧サービス名:Massdrop)で購入したDT 177X GOも届きますし、AKGのK275かK175も買うつもりです。そうするとますます出番がなくなりますのでこの機会に手放しました。
使用頻度が上がらなかった理由は装着感と音です。45分以上装着していると耳が痛くなったのは想定外でした。オンイヤー型のヘッドホンの盲点でした。音については中域がもう少し控えめでドライな傾向のほうが良かったです。試聴程度の時間なら問題は感じませんでしたが、30分くらい聴いてると「これは違うな」と感じることが多かったです。これからaptX HDで接続できるDAP(デジタルオーディオプレーヤー)を購入するのでワイヤレスで使うのを楽しみにしていましたが、ワイヤレスはまだ私の中ではワイヤレスポータブルDAC/AMPのES100もあるので悩みませんでした。

Ar:tio RK01は正直いって売りたくありませんでした。使用頻度も主力のN5005より少し低い程度でしたし、使用する上で特に問題はありませんでした。ひとつだけマイナス点があるとすれば音が近かったことです。
ヘッドホンからイヤホンに移行する時期はDT 1770 PRO、N5005、RK01を日によって使い分けていたんですが、DT 1770 PROとRK01を続けて使うと違和感がありました。N5005とPinnacle P1では感じなかったので、しばらくはこの2本でいけると判断して売ることにしました。RK01はP1よりも基本的な性能が高くて気に入っていたんですが、P1でもなんとかなるかなという判断ですね。

まとめ

DX220を買うと決意した経緯をまとめました。OPUS3を手放すかどうかはAMP9を入手してから考えます。ただ手元に残しておいても出番はかなり少なくなりそうなので本当に迷いますね。
Cayin N8を試聴したあたりから感じていることですが、今までは「好きな曲がちゃんと鳴るか」というのを判断基準にしていました。N8とN6ii、DX220からは「好きな曲がより良く鳴るか」に判断基準が変わってきました。特に録音状態の良い音源がより良く感じることが多かったので、試聴の仕方も少し変わったように思います。と同時に自分のポータブルオーディオ環境がまたひとつレベルアップしたと実感しています。

さて、DX220の気に入った点について改めて書いておきます。

  • ドライですっきりとした音質傾向
  • 背景の黒さ
  • デバイスとしての出来の良さ

音質についてはCayin i5とOPUS #3を上回りつつ私の好みにも合っています。特に全体的にドライな傾向なのが購入を決めた大きな理由となります。
DAPでここまで背景が黒くて静寂をうまく表現できてると感じたのはCayin N8くらいではないかと思います。特に音の数が少ない曲がさらに良く聞こえるので私のポータブルオーディオがまたひとつグレードアップするなぁと感じています。ちなみにN6iiもN8ほどではないものの静寂をうまく表現していました。私の記憶が正しければ背景の黒さについてはDX220のほうがN6iiよりもわずかに上かなと思いますが、DX220とN6iiを聞き比べる機会を楽しみにしてます。

DAP(デジタルオーディオプレーヤー)を選ぶときは音質だけでなく機能も重視します。特に私はAndroidアプリを使ってiTunesと同期をしているのでAndroidアプリが使えることが必須条件となります。DX220はAndroid 8.1とバージョンが比較的新しいのが魅力です。Google Playに対応していないのはマイナスポイントですが、OPUS #3と同じようにAmazonアプリストアを使えば問題はありません。画面サイズが大きくてきれいで操作がしやすいのもポイントが高いです。DAPなのでそこまで高い操作性を求めるわけではありませんが、私が使っているiPhone XS Maxと比べても遜色のない操作性には驚きました。
そんなわけでDX220は私にとってほぼ理想的なDAPだと思います。

三ヶ月から半年後を目安に購入後のレビュー記事を書きたいと思います。
今回は以上です。

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