Ar:tio RK01 イヤホン ファーストインプレッション

イヤホン
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サンマがおいしい季節になってきましたね。魚大好きamahikasです。
AKGのN5005でイヤホン選びは一旦、終わりにするつもりなんですが、N5005に出会うまでに聴いたいろんなイヤホンの中で特に気になっていたAr:tioのRK01を購入しました。
この記事では、RK01を買おうと思った理由と、RK01の第一印象について書いていきたいと思います

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Ar:tio RK01

Ar:tioという聴き慣れないブランドの製品です。
開発及び設計、販売をしているのはTTR株式会社で、茶楽音人(さらうんど)ブランドで有名な会社です。茶楽音シリーズも評判の高いシリーズなので私は違和感なく買うことができました。

ダイナミック一発のオードソックスな構成ですが、独自の音響調整機構を採用していて、定位感と、低歪みの自然な高域の再生を実現しています。
本体にはチタン合金を採用しています。派手なデザインというよりはソリッドなデザインになっています。いわゆるSHURE掛けもできますし、普通のかけ方もできます。

ケーブルは3.5mm、2.5mm、4.4mmの3本が付属してるので、幅広い環境に対応します。イヤーチップはSpinFitのS、M、Lサイズが付属します。私が比較をしたところ、CP100だと思います。他にプラグホルダーと本革収納ケースが付属します。

生産終了までは、自然故障限定の無償保証がつくのも個人的に評価が高いです。実際にイヤホンを修理に出した経験はありませんが、それだけ品質に自信があるというのは心強いものです。

価格は3万円前後です。音はもちろんですが、付属品や保証を考えるとかなり良心的と思っていて、購入しようと思ったのも価格的な要素が大きいです。

RK01を購入した理由

RK01は2017年12月のポタフェス冬で初めて聴きました。この時はちょっと低域の量が多く、装着感もいまひとつだったものの、高域を繊細且つ美しく鳴らしてるのが好印象でした。

ポタフェス 2017冬 試聴レポートその2 DUNU Falcon-C隼、DITA FidelityとFealty、Ar:tio RK01
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その後、2018年6月下旬に正式に発売されたので、何度か店頭での試聴をしました。メインで使っているDAP(デジタルオーディオプレーヤー)のCayin i5OPUS#3のどちらで聴いても良かったですし、試聴リストに入れてる曲だけでなく最近よく聴いてる音源との相性も非常に良かったです。

2017年から2018年にかけてイヤホン選びをしてきましたが、最終的にAKGのN5005、Ar:tioのRK01、accoustuneのHS1650 CUに絞りました。いろんな製品を試聴する中で「これだ!」と思う製品になかなか出会えなかったのに一気に3製品も好みに合う製品が出てきたのはなかなか皮肉でした(笑)
最後に何を選ぶか迷いに迷いましたが、結果的にN5005を選びました。この選択は今でも後悔はしていませんが、N5005には遮音性と音源に対して必ずしも忠実ではないというふたつの難がありました。
N5005ほどレンジが広くて解像力も高いわけではありませんが、RK01も非常に気に入っていたので、購入することにしました。RK01はN5005のデメリットである、遮音性と音源に忠実をクリアしてると感じていたからです。

N5005のレビューにも書きましたが、愛用している密閉型ヘッドホンのDT 1770 PROと同じような傾向を期待してN5005を購入したものの、実際に使ってみると想像と違っていたので、RK01を買うことにしました。

開封とデザイン

開封の様子と本体のデザインを見ていきましょう。

外箱

RK01はこんな箱に入ってきます。大きさがわかるようにiPhone XS Maxを隣に置いてみました。

内箱

内箱を開けるとこのようになります。
外箱と内箱はコンパクトで好印象です。最近は大きくて豪華な箱が多いと感じていますが、RK01のようにコンパクトで必要最低限の豪華さで十分と思います。

本革収納ケース

本革収納ケースです。サイズ、見た目、質感ともにいいです。私はおそらく使わないんですけどね(笑)
3.5mmのケーブルは本革収納ケースに入っています。その他のケーブルとプラグホルダーは奥に見えている箱に入っています。

RK01本体

RK01本体です。色気はありませんが、無骨ながらも機能美も感じることができて好きです。デザインと音のイメージが重なるのも良いですね。実際、見た目通りの硬質な音が出てきます。

標準ケーブルとプラグ

標準ケーブル

ケーブルの写真を二枚撮りました。ケーブルの被膜はゴム素材ですが、柔らかくて取り扱いも良いです。タッチノイズもないのは快適です。それと標準ケーブルのMMCXコネクタには左右がわかるようになっていなくて、不便だなと感じたのですが、よく見てみるとケーブルで左右がわかるようになっています。写真の通り、ゴム素材は半透明なので、右側が赤くて、左側が蒼い色になっています。これはなかなか面白い工夫だなと感じました。

左からP1、RK01、N5005

せっかくなので最近、メインで使っているイヤホン(IEM)で写真を撮ってみました。形は素材はそれぞれに違いますが、サイズは大体同じです。

次ページに続きます。

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