ポタフェス2018 レポート2 Acoustune HS1650 CU、HS1670 SS

イベント

amahikasです。
ポタフェス2018のレポートその2です。

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試聴環境

本題に入る前に今回のイベントの試聴環境を紹介しておきます。
悲しいことにメインで使っているふたつのDAP(Cayin i5OPUS #3)が故障をしているため、ヘッドホンやイヤホンの試聴は諦めていました。ありがたいことに友人がCayin i5を貸してくれたので、今回のイベントはCayin i5で試聴することができました。

ということで、今回の試聴にはCayin i5をDAP(デジタルオーディオプレーヤー)として使用しました。ヘッドホンはメインで使っているbeyerdynamicのDT 1770 PROです。
暑くなってきてからDT 1770 PROは使ってないんですが、涼しい電車の中で久しぶりに聴きました。やはりいいですね。(笑)

Cayin i5はLOW GAINでイコライザーやエフェクト類はすべて無効にしてあります。DT 1770 PROにはORBのClear forceといういつもの私の環境で試聴をしました。

音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)です。
たまにHF PlayerでFLACの96kHz/24bitの音源も聴きます。
試聴に使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。

オーディオの試聴によく使う曲と聴きどころ(2017年2月版)
amahikasです。 昨年のうちに更新しておきたかったのですが、インフルエンザにかかってしまって更新ができませんでした。 今回は私がオーディオの試聴に使う曲をと聴きどころを紹介します。ちなみに前回の更新は2015年10月でした。昔はHea...

HS1650 CU

4月の春のヘッドフォン祭2018で試聴をしてとても気に入った製品です。ようやくHS1650 CUと製品名も決まって、8月中旬には発売したいとのことです。価格は59,800円を予定しています。
こちらも注目度が高く人がよく並んでいたので短時間での試聴となりました。
前回の試聴結果については以下の記事を参考にしてください。

春のヘッドフォン祭 2018のレポート1 Acoustune 試作イヤホン、その他
amahikasです。 春のヘッドフォン祭2018に行ってきました。 自分の環境もだいぶ落ち着いてますが、いい新製品への興味はまだ尽きません。 今回は思いがけず聴いてみたいと思う製品が多かったです。 イベントではいつものことですが、その製品...

前回の試聴時はまだ試作段階だったのと標準ケーブルも決まっていなかったので、そこからどのように音が変わったのかを聴いてきました。

音の感想

メインで聴いた曲は「Rio Rush / Fourplay」と「Bisso Baba / Bob James」です。その他にも数曲聴きました。
まず、「Bisso Baba」では低域の量が増えたと感じました。前回好印象だったすっきりとした聴感から少しバランスが崩れて重心の低い音になっています。
高域は相変わらずきれいに出ていて量も必要十分でした。ただし、ピアノの音がやや控えめになっていると感じました。

「Rio Rush」ではシンバル音が少し軽めです。前回はよく聞こえたのですが、ケーブルの違いによって高域の傾向が少し変わったように感じます。低域の量が増えたと感じたのはこの曲でも同じです。

HS1650 CUのデザイン

HS1650 CU本体

本体はブラックとゴールドの組合せになりました。デザインや色はあまり気にしない私ですが、前に聴いた試作機の色のほうが好みですかね。

標準ケーブル

黒くて硬めのケーブルからシルバーでとても柔らかいケーブルに変わりました。プラグも使いやすそうです。
高域の傾向が少し変わったのはこのケーブルによるものなのかなと思います。

HS1670 SS

続いてHS1670 SSです。こちらも8月中旬発売予定で、価格は69,800を予定しているとのこと。こちらのステンレスモデルも前回の試聴で気に入りましたが、どちらかといえば真鍮モデルのほうが好みでした。製品版はどのように変わったのか聴いてみました。

音の感想

HS1650 CUと同じく「Rio Rush / Fourplay」と「Bisso Baba / Bob James」を中心に聴きました。
結果的にこのHS1670 SSのほうが低域の量が多いです。個人的には多すぎると感じました。

HS1670 SSのデザイン

HS1670 SS本体

HS1670 SS本体

HS1670 SSはとても美しかったです。色がケーブルとも合っていて見ていても飽きないタイプの製品ですね。

まとめ

残念の一言です(笑)
Acoustune社のブースを訪れるといつも感心するのですが、いろんな試作機を作ってユーザーと対話をしながら製品を作ってるという印象があります。私の好みは比較的狭く、一般的にも招集かなと感じることも多いので、こういう結果になったのは仕方がないです。

HS1650 CUは前回の印象のままなら欲しいものリストに入れようと思っていたのですが、低域の量があれだけ増えてしまうと私の好みから若干遠くなってしまいます。それでも良い製品だと思うので、他の製品との使い分け前提で候補に残しておきますが、すぐに買うことはないというのが結論です。

HS1670 SSはさらに低域が強くなっているので低音好きの方にはお薦めです。

今回は以上です。
以下の記事も合わせて参考にしてください。

ポタフェス2018 レポート1 Cayin N8 DAP
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コメント

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