amahikasです。
昨年のうちに更新しておきたかったのですが、インフルエンザにかかってしまって更新ができませんでした。
今回は私がオーディオの試聴に使う曲をと聴きどころを紹介します。
ちなみに前回の更新は2015年10月でした。
昔はHeavy Metal/Hard Rockを中心に聴いていたので、解像度や音の分離よりもノリや音圧や迫力を重視していました。
高音の出方もあまり気にしてなくて中低音のノリと迫力を主に確認するために聴いてました。
ここ10年くらいで音楽の嗜好がガラッと変わり、ミュージカルの曲やジャズ、女性ヴォーカルを聴くことのほうが多くなりました。
よく聴く音楽の傾向が変わったせいか、より繊細な音や、解像度と音の分離を重視するようになりました。また、中低音寄りのバランスが好みだったのもフラットで高域がちゃんと聞こえるバランスが好きになりました。
よく聴く音楽が変わったので前回の更新(2015年10月)から何曲か入れ替えをしています。
この記事では新たに追加した曲から紹介をしていきます。前回の記事でも紹介した曲はその後に紹介をしますが、文面は変えていないので、前回の記事を読んだ方は飛ばしても良いと思います。
Queenの”A Kind of Magic”以降は前回でも紹介をした曲です。
なお、試聴にあまり使わなくなった曲は、本記事からは削除しました。
試聴曲について
現在、よく試聴に使っているのは以下の曲です。
- Rio Rush / Fourplay
- Bisso Baba / Bob James
- At The End Of The Day / Les Miserables
- Crush / Kelly Sweet
- Rangers / A Fine Frenzy
- Flesh and The Power It Holds / Death
これらの曲はスポーツの世界で言うところの「一軍」ですね。
必ずと言って良いほど使っています。
経験上、Death、Les Miserables、Bisso Baba、Rio Rushあたりで結構振り落とされます。
特にDeathは多いですね。
一軍の次に使うのが「二軍」です。
- Rock the Blues Away / AC/DC
- Thunderstruck / AC/DC
- Master of Puppets / Metallica
- The Millionaire Waltz / Queen
- We are One / Kelly Sweet
- No More Tears / Ozzy Osbourne
- A Kind Of Magic / Queen
これらの曲は一軍で聞き比べても結論が出ない製品や、特定の聴きどころを聴きたいときに使います。
以下の曲は三軍で、最近はあまり使わなくなりましたが、気分を変えたいときなどに使用しています。
- Come Sail Away / STYX
- Four on Six / Nathan East
- Titanium / David Guetta
- Eighteen Angels / Michael Monroe
- Astonishing / Dream Theater
この記事で紹介するのは二軍の曲までです。
Rio Rush / Fourplay
最近よく聴いているジャズフュージョンからは大好きなFourplayを選びました。
このジャンルでは私の教科書的な存在になっていますのでね。
この曲の聴きどころは多いのですが、主にドラムとベースです。
ドラムはスネアのアタック音やシンバルを聴きます。中域の量が少ない製品だとスネアのアタック音がスカスカになって違和感があります。
ベースは派手なプレーではなく曲全体を支える柔らかい音が出ているかを確認します。
中域と低域が少ない製品だとこの曲の雰囲気がまるで出ません。
また曲全体の雰囲気で言うとベースが作り出すグルーブ感がしっかりと出ているかも確認します。
音が良い曲なのでこの曲でダメという製品はあまりありませんが、細かく聴くときには重宝しています。
Bisso Baba / Bob James
ジャズフュージョンの曲をもうひとつ。
FourplayのピアニストであるBob Jamesのソロアルバムに収録されている曲です。
オリジナルはこれまた私が好きなRichard Bonaで、Bob JamesのソロアルバムでもRichardが演奏をしています。
聴きどころはベース、ピアノ、ドラムです。
この曲のベースも派手さはないんですが、低くて芯のしっかりとしたベースが収録されています。私が理想とするベース音ですね。
この曲のベースの場合、低域の量が足りてるかということ以上に、低域が出すぎていないか、キレはあるかを確認するのに最適です。
低域の質がいまひとつで量が多い製品だと、他の楽器が聞き取りづらくなるほどベースが目立ちます。
次にピアノとドラムです。
Bob Jamesのきれいなピアノがどれだけ再現されているかを確認します。
ドラムは先ほどの”Rio Rush”と同じようにシンバルで細かい演奏をしていますので、ちゃんと聞き取れるかどうかと再現性を確認します。
高域がいまひとつの製品はシンバルとピアノが単純な音になって再生されますが、解像力の高い製品だと、強弱を聞き取ることができます。
全体的な雰囲気で言うとゆったりとしたベースの上で鳴るピアノとシンバルが再現されているかを確認します。このゆったりとしたベースが再現されているかが重要ですね。
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