ヘッドホンとイヤホンの遍歴

ヘッドホンやイヤホンを使い始めたのは高校生の頃です。 ちょうど電車通学を始めた頃でした。
当時は知識もお金もないし、外で音楽を聴くのもあまり一般的ではない時代でした。
でも、外でも聴きたいほど音楽が好きで、さらに少しでも良い音で聴きたいという欲求だけは強かったです。

イヤホンからヘッドホンへ

最初はSonyの数千円から~1万円のイヤホンを使っていました。
音もそれほど良くなかったですし、耳にフィットしないし、今考えるとまったく満足のいくものではありませんでしたが、当時はそういう選択肢しかなかったんですよね。
ただ、一年も持たずに断線する製品が多く、その度に買い替えるのがイヤになってヘッドホンを買うようになりました。
ヘッドホンも断線はありますが、装着感がいいため外でも音楽を快適に聴くことが出来ました。また、イヤホンよりもスピーカーに近い聴感が得られるのも大きな魅力でした。

ここから数10年間、イヤホンを使わないポータブルオーディオライフが続きました。

ヘッドホン時代

最初に買ったのはSonyのMDR-D11です。

MDR-D11
eggoというシリーズのエントリー機で、Sonyが初めて世に出した本格的なポータブルヘッドフォンだったと記憶しています。
密閉型ということもあり、音漏れは少ないし装着感も良かったです。
持ち運べるように折りたためる機能も画期的なものでした。
 
たしか、最初に高価なMDR-D55が発売されて、D55を欲しいと思っていたところに廉価版のD11が発売されて飛びついたような記憶があります。D55は高かったんですよね・・・。
eggoシリーズが発売されてからはしばらくD11を使い続けました。 そしてD55、D77へと徐々にステップアップしていきました。

さらなる高音質を求めて

eggoシリーズにも飽きてきた頃、世の中では外でイヤホンを使う人も増えてきました。ポータブル用のヘッドホンはまだそれほど多くありませんでしたが、選択肢も増えてきたので、より高音質を目指してヘッドフォン探しが始まりました。
 
まずはKossのproシリーズ。
型番は覚えてないんですが、いまも売られているPRO/3AAに値段も形状も似ています。
当時は解像度や高音の量や質よりも中低音の迫力がある音が好きだったので、このヘッドホンははちょうどいい具合でした。 持ち運ぶにはちょっと大きかったですけど。
 
Koss Proの次に使ったのがAKGのK518 LEです。
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音質はKoss Proに似ている割に持ち運びがしやすく、デザインも良かったので一発で気に入りました。
当時、円高だったということもあり、UKのHard to Find Recordsというサイトで3本購入しました。(笑)
ほとんど使うことはありませんが、今でも2本は現役です。
 
K518DJはその後、三年ほど使い続けました。
もっといいヘッドホンも欲しかったんですが、イヤホン時代に何度も断線を経験していたのでポータブル用のヘッドホンはこれくらいでいいやと満足していました。

再点火

私がK518DJで満足しているうちにポータブルオーディオ界はすっかり進化していました。
新しい製品がどんどん出てきて音質も良くなってきていました。
そんな頃、友人に安く売ってもらったのがBeats SoloHDです。
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音質はKoss ProやK518DJの延長戦上で、解像度がやや高くなり、高音も少し明るくなった感じです。
ただし、低音の量が多すぎるのとこもりが気になり始めたので、もっといいものが欲しいなと思うようになり、最終的に買ったのがBeats Proです。
518DJで長いこと満足していたのにSoloHDとの出会いで再び熱が上がったという感じでした。
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Beats Proはデザインはいまひとつだったのですが、圧力のある中低音が特徴的で、解像度と高音も当時は満足のいく製品でした。
他に比較試聴をしたヘッドホンはいまひとつ中低音が弱かったのですよね。
 
メインはBeats Proを使いながら、サブで購入をしたのがUltrasoneのHFI-580です。
Ultrasoneというメーカーに憧れがあったのとドンシャリもたまには良いなと思って買いましたが、 あまり使うことなく一年くらいで里子に出しました。
今ならHFI-780のほうが好みに合っていると思います。

イヤホン(Westone 4R)との出会い

Beats Proを夏場に使うのはつらくなってきたのと、イヤホンもだいぶ性能が上がってるということを知り、久しぶりにイヤホンを買いました。
ShureのSE215です。
 
最初はShureがけががよくわからず失敗したかなと思っていたんですが、ある日を境にうまくフィットするようになり、それからは好んで使うようになりました。
Shureがけは装着感が非常に良く、昔のように少しずれただけで音が変わったり、音楽に集中できないということがありません。
少し前からカナル型とかインイヤー型のイヤホンが出てきて装着感が良くなっていることは知っていましたが、こんなに良いとは驚きでした。
 
SE215は久しぶりのイヤホンとしては満足でしたが、ヘッドホンと比べると音がこもるのが気になって次に買ったのがSoulのSL99です。
音質的には中低音の音出しが強く、高音もそこそこ出たので最初は満足していたのですが、 この頃からミュージカルやオーケストラを聴くようになって、今の好みの音質である「高音」と「解像度」も欲しくなりました。
 
そして買ったのがWestone 4Rです。
Westone 4Rの音はかなり衝撃的でした。
私の好みの音質はW4Rのおかげで変わったといっても過言ではありません。
どんなジャンルもちゃんと聴かせてくれるというのがW4Rの強みで、ハードロックからデスメタル、静かな女性ボーカルもの、ミュージカル、オーケストラ、今時のEDMと幅広く聴く私にとって手放せないイヤホンとなりました。
 
理想のイヤフォン探しはいったんここで終わるのですが、W4Rのおかげでメインで使っていたヘッドホンのBeats Proでは満足できなくなってしまいました・・・。

再びヘッドフォン選び

そんなわけで、Westone 4Rと同じような特徴を持つヘッドフォンを探し始めました。
これは結構大変でした。 密閉型で高音がきれいかつ量もあって解像度も高いというのはなかなかなかったです。 最終的に出会ったのがSonyのMDR-Z1000でこれを機にBeats Pro、SoloHD、HFI-580は里子に出すことにしました。
この後、AKGのK545B&WのP7を買い足しました。
AKGは本当はK712 Proが欲しいのですが、開放型を使う場面がないため、密閉型で音の近いK545で満足しています。 P7に関してはZ1000からメインの座を奪う勢いです。

Z1000以降はこのブログを読んでいただければと思います。
紆余曲折はありますが、今でも自分にとってもっとも理想的な音を求めてさまよっています。(笑)