amahikasです。
明けましておめでとうございます。2021年もよろしくお願いします。
さて、昨年の今頃はQueen + Adam Lambertの来日公演を心待ちにしていたり、ワールドカップで盛り上がった日本ラグビーがさらにどのような盛り上がりを見せるのかワクワクしていた記憶があります。しかし終わってみれば2020年はとんでもない年になりました。ギリギリでQueenを見ることが出来たのは良かったのですが、その他のコンサートやミュージカル、ラグビー観戦はすべて延期もしくは中止になりました。人類が数百年に一度経験するかどうかといったことが起きてると実感しています。
そんな中、私自身の音楽の楽しみ方も変わりました。自宅にいる時間が長い分、音楽を楽しむ時間が増えたのと、ポータブルで聴く時間が減ってスピーカーで聴く時間が増えました。必然的にオーディオ機器に対する価値観もポータブルからスピーカーに変わりました。
そんなこんなで恒例の昨年の振り返りと今年の抱負について書きたいと思います。
2020年に買って良かったもの
まずは振り返りをしっかりとしておきます。昨年の今頃何を買いたいと思っていたでしょうか。
2020年に買おうと思っていたもの
まず、以下の記事を読んでみます。
2020年に買いたいと思っていたのはイヤホンのみでした。外で使う密閉型ヘッドホンはbeyerdynamicのDT 1770 PROで安定してますし、DAPもCayinのN6ii/E01とiBassoのDX220で満足しています。DAPに関しては色々と誘惑もありますけどね。冷静になって買い換えるほどかと考えるとまだしばらくはこの2台で満足できそうです。
スピーカーオーディオを強化したいのは山々ですが、真空管アンプとスピーカーを入手出来たので強化ポイントをしっかりと見極めてから購入をしようと思ってます。
2020年に買ったもの
2020年に買ったのは以下の製品です。
- Sennheiser IE 400 PRO
- Cayin YB04
意外と感動してます。(笑)
予告通り、イヤホンしか買わなかったんですね。想定していなかったMacBook Pro13インチ(2020)を買った影響もありますが、無駄遣いをしなかったのは評価できますね。しかし面白味がないとも言えます。
まず、IE 400 PROはIE 500 PROと一緒に店頭で試聴をして気に入りました。その後連絡をしたゼンハイザー・ジャパン様の好意により、2週間ほど貸していただき、IE 400 PROを買うことにしました。IE 500 PROのほうが好みだったんですが、他の製品(N5005とYB04)との使い分けを考えてIE 400 PROを選択しました。
IE 400 PROは私にしては珍しく中低域寄りのバランスですが、低音がボワついたり、中域と低域のフォーますが甘くなって音が団子になって聞こえることがありません。高域は普段私が使ってる製品と比べると量感は控えめですが、それなりに出ています。また、全体的な音の傾向がウェット且つウォーム過ぎることがなく、硬質でカラッと乾いた一面があるのもポイントです。
YB04は2019年の8月にレビューをしてから買いたいと思っていた製品です。DAP(デジタルオーディオプレーヤー)を買い換えたので念のため店頭で確認をしてから購入しました。YB04はBAドライバー4個を搭載したイヤホン(インイヤーモニター)の割には中域と低域の量感がダイナミック型と比べても不足感がないのが気に入ってます。CayinのDAPや真空管アンプと同じ傾向の音に仕上がってるのも購入を決意した大きなポイントでした。
イヤホン選びにあたっては例によっていろんな製品を試聴しました。
他にも良かったのはDUNU DK2001とDK3001 Pro、MEZE RAI SOLO、IE 40 PRO、EAH-TZ700、DORADO 2020です。(順不同)
特にオーディオ好きの間でも評判の高いEAH-TZ700は良かったです。15万円弱と価格が高いのと耳掛けがしづらく遮音性がいまひとつだったため、購入は見送りましたが5万〜7万だったら購入していたかもしれません。DUNUのDK2001とDK3001 Proも非常に良かったです。今年はDK2001あたりを買うかもしれません。
イヤホン以外に印象が良かった製品も紹介しておきます。
密閉型ヘッドホンのFostex TH610です。TH610は前にもiPhoneとVantam Redとの組合せで試聴をしました。今回はN6ii/E01で聴いたのですが、久しぶりにDT 1770 PROと同じくらい好みの製品でした。購入一歩手前までいったのですが、音漏れがするため購入は見送りました。非常に残念でした。
何気なく試聴をした開放型ヘッドホンGradoのThe Hemp Headphoneも非常に良かったです。Gradoのヘッドホンにしては低域の量感が多めなのにGradoらしさも失っていないのが好感でした。
スピーカーの使用頻度が上がったことからスピーカーオーディオ用の製品もいくつか試しました。その中でCayinのiDAC-6 MK2は購入候補に入れました。
2020年の総括
目標だったイヤホンについてはようやく満足できる環境になりました。2020年に購入したIE 400 PROとYB04は装着感が良く遮音性も高いので、メインで使う予定だったN5005は使用頻度が下がってしまいました。
いろんなイヤホンを試聴する中で5万円以下の製品が面白いと感じました。20万円を超える高額製品もいくつか試聴しましたが、デザインが良かったり、音に特徴があるものの購入するだけの価値は見いだせませんでした。5万円くらいの製品のほうが万能に使えてクセのない製品が増えてる印象です。元々、デザインよりも装着感や音にこだわる私の使い方によく合うんですよね。
2021年に買いたいもの
最後に2021年の買いたいものについて書いていきます。
- 据え置きDAC
- 据え置きアンプ
- 密閉型ヘッドホン
2021年はスピーカーオーディオに重きを置きます。コロナ禍でスピーカーを使うことが増えたのもありますが、年齢的にそろそろ最後の据え置き製品を買う時期に来てると感じてます。生涯を共にする製品と考えると必然的に慎重になりますが、いつも通り楽しんで選びたいと思います。前に試聴をしたCayinのHA-300を購入できれば一番いいのですけどね。それにしてもスピーカー、DAC、ネットワークプレーヤーはどうするかも考えないといけません。
ポータブル製品ではしつこく密閉型ヘッドホンを探したいと思ってますが、DT 1770 PROがだいぶ傷んできたのでもう一本買う可能性が高いです。
その他では、余裕があればN6ii用T01やDUNU DK2001などを買おうかと思ってます。
オーディオ以外の製品
最後にパソコンとスマートフォンについて書きます。
2020年はMacBook Pro13インチ(2020)とOPPO Find X2 Proを購入しました。MacのほうはM1版MacBookを待つかどうか悩んでる間に使っていたMacBook Proが壊れたため、MacBook Pro13インチ(2020)に買い換えました。結果的に失敗でしたね。M1版MacBookの完成度と処理速度がこれほど高いとは予想してなかったので仕方がないです。
通常であればiPhone XS MaxをiPhone 12 Proに買い換えるところなんですが、今年は思い切ってAndroidのOPPO Find X2 Proを買ってみました。こちらは成功でした。Androidに慣れるのに時間がかかったり、代替アプリを探すのに苦労するかなと思っていたのですが、1週間くらいで慣れました。保険としてiPhone XS Maxを手元に置いてあるのですが、下取りに出せば良かったと後悔してます。
代替アプリを探すのにもっとも苦労したのはTwitterです。iPhoneではTweetbotを愛用していましたが、AndroidではTwitPane+を使っています。(サブはJanetter Pro)Tweetbotには及びませんが、TwitPane+のほうが便利な点もあります。
今年のiPhone12のラインナップはiPhone 11よりも良かったと思いますが、Androidと比べると物足りないです。OPPO Find X2 Proの後に発売されたGoogleのPixel 5も非常に魅力的な端末ながらiPhone 12 miniと同じくらいの価格です。カメラがハイエンドのiPhoneやAndroidスマートフォンと同じくらいに撮影できそうなので、2021年以降はPixelシリーズでいいかなと思ってます。サイズもちょうど良いんですよね。
Macを使いながらAndroidスマートフォンを使うのは少々違和感がありますが、利便性で言うとAirdropが使えないくらいでさほど不便ではありません。
今回は以上です。
昨年中は当ブログを読んでいただき、ありがとうございました。
2020年も引き続き、こんな調子で続けていきますので、ご愛顧いただければと思います。
よろしくお願いします。
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