じっくりと聞き比べ iBasso DX220、DX200、DX150、AMP7、AMP9、AMP1 MKII

ラグビーワールドカップまで一ヶ月とちょっと。わくわくが止まらないamahikasです。
肝心のジャパンは良い仕上がりですし、本番でもいい戦いをしてくれそう。強豪国の大会前の試合結果も気になりますね。

さて、先日友人に協力をしてもらってDX220、DX200、DX150、AMP7、AMP9を聞き比べる機会を設けました。というのもDX220を買う前に少し迷ったのですが、DX200とDX150も聴いておきたいと欲が湧きました。最終的にDX220を購入することにしましたが、依然としてDX200とDX150にも興味があるので聞き比べをしてみました。

試聴環境

DX220、DX200、DX150ともにDT 1770 PROを直接接続して試聴しました。
試聴曲はいつも使用している曲です。

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DX220

DX220は現在、標準で付属するAMP1 MKIIを使用しています。前の記事にも書いたようにAMP1 MKIIでも十分に満足できる音ですが、AMP9も印象が良かったので年内には欲しいと思っています。しかしAMP9を購入する前にAMP7も一度は聴いておきたいと思いました。この辺は一応聞いておかないと気が済まない私の諦めが悪さが最大限に発揮されているなぁと思います(笑)

DX220とアンプ

DX220とアンプ

DX220 + AMP7

DX220とAMP7の組合せで聴いた結果ですが、AMP7はAMP1 MKIIと聞き分けるのが難しいと感じました。AMP7のほうが少し落ち着いた感じがあって、高域がより細かく滑らかに聞こえるといった程度です。低域も深いところがもう少し出る気がします。音場についても若干の違いがあってAMP7のほうが少し広くて、音の空間が広いと感じました。
総合するとAMP7はAMP1 MKIIと同じ傾向の音ながらも素直さや上品さ、落ち着きがさらに増した音と感じました。

AMP7はAMP1 MKIIと違って出力端子が3.5mmアンバランスと3.5mmラインアウトのふたつのみです。(AMP1 MKIIは3.5mmアンバランスと3.5mmラインアウト、2.5mmバランス)DT 1770 PRON5005を3.5mmアンバランス端子に接続することが多いので、私には十分な仕様です。スピーカー用のアンプに接続することも多いのでラインアウト端子があるのもありがたいです。

DX220 + AMP9

DX220 + AMP9の組合せは以前も聴きました。ただし、AMP9のバーンイン(エージング)が不十分な状態だったので今回はメーカー推奨の200時間以上鳴らしたAMP9で聴きました。

AMP1 MKIIと比べると中域と低域の音が少し太くなって迫力が増します。高域も目立つようになりますが、細かさや滑らかさはAMP7のほうがいいかなと思います。AMP9でいいなと思ったのはメタル系の曲で、ギターリフの歪みをうまく表現しているように感じます。AMP7は真面目に高音質を追求してる感じでクラシックやフュージョンにはAMP7のほうが合います。
音場と空間の広さもAMP7のほうが上でAMP7はとにかく余裕がある音の鳴らし方をするなぁと感じました。逆にシンバル音やギターの刺激的な音はAMP9のほうが良く聞こえます。AMP7はどちらかというと落ち着いた鳴らし方が特徴です。
AMP9のほうが音楽を楽しく、魅力的に鳴らしますが、高音質という尺度だとAMP7に軍配が上がると感じました。

DX200

もっとも興味があったのはDX200とAMP1 MKIIの組合せがどのように聞こえるかです。DX220とDX200はスペックがほとんど同じなので同じアンプモジュールを使えば音はほとんど同じになるのかなと思って確認をしました。

DX200とアンプ

DX200とアンプ

DX200 + AMP1 MKII

結論から言うとDX220とDX200では音が違いました。
最大の違いはDX200のほうが少し中域の量感が減ります。全体的にすっきりとした聴感になりますね。基本的な音質は大きく変わりません。解像度や音場、ダイナミックレンジもほとんど一緒に聞こえましたが、DX200のほうが総じてすっきりとした音を聴くことができました。それとDX200のほうが全体的にドライな音になります。

DX150

最後にDX150です。
音質についてはDX220とDX200には及ばないものの価格差を考えても健闘してると感じました。DX150は6万円弱で販売されていますが、私がメインで使っているCayin i5が発売された頃の価格に近いです。そのi5と比べても遜色がない音を出しています。
全体的な傾向としてはDX220よりも少し低域寄りです。解像度や音場の広さでは上位機種に負けますが、カラッとしてドライな音の傾向は似ていますし、全体的に良くまとまっています。AMP7やAMP9と組み合わせれば価格的にも面白い存在だなと思いました。

まとめ

もっとも気になっていたDX220とDX200の比較ができたのは非常に有用でした。音だけでいうとDX200のほうが好みでした。中域の量感が不足するとメタル系の曲を筆頭に迫力がなくなるので個人的には好みから外れるのですが、中域が分厚いのも苦手です。DX220はCayin i5やOPUS #3よりも中域から低域が厚い傾向にあるのが気になっていたんですが、違う傾向の音として楽しんでいます。ただ、DX200を聴くとちょうど私の好みのバランスだなと思いました。
そんなわけでDX200を聴く前にDX220を購入したのはちょっと失敗だったかもしれません(笑)
ここからは思いっきり言い訳なんですが(笑)、DX200はCayin i5とOPUS #3と似た傾向にあるので、買い換えを決断できたかというと微妙なところです。DX220は中域と低域の量感に魅力を感じています。Cayin i5やOPUS #3と違って音源に忠実というよりも音楽を楽しく聴かせる魅力があります。もちろん、端末としての魅力もDX200よりも大きいです。
ちなみに巷では大人気のAMP8は試聴しませんでした。単純にメインで使っているDT 1770 PROとN5005がバランスに対応していないからです。AMP1 MKIIのバランスは何度も試していますが、中域と低域が必要以上に膨らむのであまり好みではありませんでした。音場と空間が広くなるというよりも音が間延びするという印象をですね。

DX150については想像していた以上に性能が高いと感じました。もう少しじっくりと聴きたいのでこちらは別の機会にレビューをしたいと思います。
メーカーのiBassoにお願いしたいのは早めにDX150とDX220をAMP9やAMP7のバンドル版として購入できるようにすることです。AMP1 MKIIも単体で発売するといいのではないかと思います。良い製品を開発しているのは間違いないので用途や好みに合わせてユーザーに選択肢を増やして欲しいと思います。

今回は以上です。
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