秋のヘッドホン祭2017レポート その4 イヤホンとケーブル編 Acoustune HS1503 AU、ORB Clear force Ultimate

アクセサリー

amahikasです。
続いてイヤホンとイヤホン用ケーブルの感想を書いていきます。

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試聴環境

AcoustuneのHS1503はOPUS #3の3.5mm端子に接続して聴きました。
OPUS #3はいつも通り、HIGH GAINでイコライザーは無効にしてあります。
イヤーピースは標準のものではなく、Spinfitを装着しました。

ケーブルのORB Clear force UltimateはMMCX 2.5mmタイプで、Pinnacle P1につけて試聴をしました。
DAPはOPUS #3の2.5mm端子に接続しています。

音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)です。
試聴に使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。

オーディオの試聴によく使う曲と聴きどころ(2017年2月版)
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Acoustune HS1503 AU

ただいまイヤホン選びの真っ最中でAcoustune社のイヤホンはHS1551 CUを候補に挙げています。
HS1503 AUはHS1551からさらに高域の量を増やしたモデルとのことで聴いてきました。
なお、ブースには複数のチューニングのモデルが置かれていましたのでまだ試作段階です。
正式な製品は違う音で出てくる可能性もあることをご承知おき下さい。

HS1503本体

HS1503本体

HS1503とプラグ

HS1503は落ち着いた色になっていて個人的には好感です。
HS1551はやや派手な色で、形も変わっていることから目立つだろうなぁと感じています。
ケーブルとプラグについてはHS1551と同じものです。

Master of Puppets / Metallica

HS1551よりも高域の量は確かに増えています。
ただし、若干表現が雑になっていると感じました。音量を上げていくと聴きづらくなります。
中域と低域についてはHS1551と比べて大きな変化は感じませんが、もちろん高域が目立つようになっているのでまったく同じように聞こえるわけではありませんが、質や量は変わっていないように感じます。
曲の持つスピード感と迫力もしっかりと表現していました。

Rio Rush / Fourplay

この曲のほうが印象は良かったです。
高域はやや軽めに聞こえるものの雑にならずに丁寧に鳴らしているという印象です。

Bisso Baba / Bob James

この曲も良かったです。
特にピアノの響き方が良いと感じました。

Last Train Home / Pat Metheny Group

最近、試聴曲に加えた曲です。
冒頭のハイハットの音を確認します。
もう少し滑らかさが欲しいと感じたものの、粗くなったり軽く聞こえるということはありませんでした。

At The End Of The Day / Les Misérables

冒頭のパーカッションを確認しましたが、きれいに出ていますね。
HS1503は金属系の打楽器の音がきれいに出ますね。

HS1503 AUのまとめ

音量は90から97で聴きました。
高域の量が増えていることを実感できました。
HS1551を気に入っている点として、無理に高域を出そうとしていないので全体的に聴きやすいと思っています。
HS1503は高域の量が増えたことで、曲によっては雑になったり軽く聞こえるという結果となりました。
もう少し長く聴くことが出来ればより傾向も見えてきますが、メタリカを聴いたときの印象が一番悪かったので、もしかすると音の密度が高い音楽は苦手なのかもしれませんね。
曲によっては高域が出るようになったため、HS1551よりも印象がいいと感じることもありますが、HS1551のほうがいろんなジャンルを聴く私には合うかもしれないなと感じました。

まだ試作段階なので製品版が出たらまた聴いてみたいと思います。

次ページに続きます。

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