amahikasです。
OPUS #3を購入してから一週間が経ちました。ここまでで感じたことをまとめておきたいと思います。
バッテリーと発熱
まずはバッテリーから書いていきます。
5月8日はバッテリーの残容量が90%の状態で家を出たものの90分で48%になっていました。
12時頃には12%にまで減ったので、インストールしたアプリを止めて充電を開始しました。
充電は17時頃には完了していたので5時間ほどで満充電となりました。
それと発熱が結構大きくて驚きました。普段使っているCayin i5 DAPよりも熱くなりました。
初日は、正直不安な形でスタートしました。(笑)
5月9日はi5でも使っているRocket Playerというアプリのみを起動し、他のアプリは強制停止をしました。無線LAN(Wi-Fi)とBluetoothも無効にしました。
100%の状態で家を出て、20時過ぎに帰宅をしてバッテリーの残り49%でした。再生時間は約250分で充電はしていません。
発熱は相変わらず高いもののこの日はi5と同じくらいの消費量でした。
5月10日はRocket Player以外のアプリ(iSyncr、Simple Last.fm、Spotify)をバックグラウンドで起動し、無線LAN(Wi-Fi)も有効にしました。
100%の状態で家を出て、19時過ぎに帰宅をしてバッテリーの残り59%でした。再生時間は約150分で充電はしていません。
発熱は少し落ち着いたもののi5よりは熱いと感じました。
5月11日も同様の条件で使いました。
100%の状態で家を出て、20時過ぎに帰宅をしてバッテリーの残り51%でした。再生時間は約300分で充電はしていません。
この日は発熱がi5並になりました。また、待機状態だとしっかりと冷えるようになりました。
5月12日も同じ条件です。
100%の状態で家を出て、19時に帰宅をしてバッテリーの残り44%でした。再生時間は約350分で充電はしていません。
一週間、使ってみて感じたことですが、再生をしているとそれなりにバッテリーは減ります。
一時間で10%から15%というところでしょうか。
待機状態にした場合は、ほとんどバッテリーを消費しません。ここはi5よりも優秀です。
i5の場合は、待機状態でもバッテリーを少しずつ消費するので充電するのを忘れると朝には充電されていないと言うことがありました。OPUS #3の場合は、そういった心配をしなくても良さそうです。
実際、友人から借りているOPUS #1も待機状態で一週間放っておいてもバッテリーが48%残っているということがありました。
初日にバッテリーを異常に消費したのは、バッテリーを完全に放電していなかったからではないかと思います。ちょっと焦りましたが、その後は問題なく動作しているのでおそらく大丈夫でしょう。
発熱も落ち着いてきました。初日は結構熱くなったので心配しましたが、現在はスーツのポケットに入れていても気にならないくらいのレベルになってきました。
i5と同じくらいだと思います。
ソフトウェアの使い勝手
OPUS #3標準のソフトウェアはよくできています。OPUS #1で先行体験をしていたので心配はしていませんでしたが、実際に毎日使ってみるとiPhoneとほぼ同じ感覚でサクサク動作するのは気持ちがいいです。
肝心のアプリですが、iSyncrを使ってMacBook ProからOPUS #3に音源ファイルを転送するのは問題ありません。
また、iSyncrと同じ会社が提供しているRocket Playerでの再生も問題ないです。
Rocket Playerで変更したレートや再生回数もMacのiTunesに逆同期されています。
ただし、iSyncrとRocket Playerの有料版は使うことができていません。
無料版から有料版に移行するにはGoogle Playにアクセスをする必要があるようなんですが、GooglePlayにはブラウザからもアクセスできませんし、ほとんどのGoogle関連アプリが動作しないため、有料版を使えない状態が続いています。
Googleの認証を受けていないGooglePlay非対応端末なので覚悟はしていましたし、文句はないのですが思った以上に不便だなというのが実感です。
Spotifyなんかは問題なく動作するんですが、Youtube公式アプリはダメでした。インストールまでは出来るんですが、起動をすると「GooglePlay非対応端末のためアプリを停止します」というエラーメッセージが表示されてアプリが強制停止されます。
なお、Twitterのフォロワー様がOPUS #3に面白いアプリを入れていたので、その記事を紹介します。
発想次第でいろんな使い方ができそうですね。
ノイズ
5月9日に曲間にノイズが乗ることに気がつきました。
色々と試してみた結果、無線LAN(Wi-Fi)が有効になっていて電波を探しているときにノイズが乗るようです。無線LANがつながってしまえばノイズが出ることはありません。
OPUS #3は自宅では無線LANにつないでいるのですが、出先では無効にすることにしました。バックグラウンドでSimple Last.fmアプリがLast.fmと接続をしようとしていることも関係してるかなと思います。
今後、ファームウェアの更新で直る可能性もあると思いますが、不要なときは無線LANを無効にしておくといいでしょう。
ボリュームつまみ
購入直後に心配していた誤操作は起きていません。
と言うのもOPUS #3は音楽を再生していてもタッチパネルが休止状態(画面ロック)に入ると音量を変えることができないんですね。
画面が真っ暗の状態で音量つまみを回しても音量は変わりませんので誤操作をすることはありません。
i5は画面が真っ暗でも音量つまみで音量を変更することができるんですが、ポケットに入れた状態で音量を変えたいときは便利なんですよね。
OPUS #3は手元に持って来て休止状態を解除してから音量を変えないといけないので地味に不便です。
ただし、誤操作をするよりはマシなので現状の仕様のままで良いと思います。
2017年5月20日追記
すいません。この部分ですが誤りでした。OPUS #3は画面ロック時でも音量を変更することができます。
ケース
純正のケースは質感が良くて滑ることもないので問題なく使用できています。
ひとつ残念なのはケースをつけた状態でmicroSDカードの交換ができないことです。
i5の場合は、ケースをつけていてもmicroSDカードの交換が出来るのですがOPUS #3は無理なんですね。
所有している製品との相性
私が所有している製品との相性ですが、メインで使っている密閉型ヘッドホンのDT 1770 PROは言うまでもなく非常にいいです。1770で試聴をして購入を決めたくらいですから(笑)
開放型ヘッドホンのDT 1990 PROも非常に相性が良いです。1990は1770よりも相性が良くて、1770はi5とOPUS #3のどちらで聴いてもそれぞれに良さがあるんですが、1990はi5で聴くよりもOPUS #3で聴くほうが好みです。
開放感はi5のほうが勝ってるんですが、OPUS #3だと中域の量が増えて、どのような曲を聴いても満足感が高いです。また、低音域もよく出ます。
サブで使っている密閉型ヘッドホンのMeze 99 Classicsはいまひとつでした。
この2製品は特徴や味つけの傾向が似ているので、もわっとした長官が強くなり、解像力も下がりすぎてしまいます。
まだ一度しか聴いていませんが、おそらく相性はあまり良くないと思われます。
イヤホン(IEM)ですが、カスタムIEMのVE5はWestone 4Rも問題ありません。
VE5はi5とOPUS #3の両方とも好きです。Westone 4Rについてはi5で聴くほうが好きです。
99 Classicsと似ているんですが、OPUS #3とWestone 4Rの組合せは解像力が下がる傾向にあります。また、高域も少し大人しくなります。
サブの密閉型ヘッドホンMM400とはまだ聴いていません。
ただ、この組合せは間違いなく良いだろうなと思っています。
イヤホン(IEM)との相性
今年は雨の日用のイヤホン(IEM)も欲しいなと思っているんですが、i5で試聴をしていると納得のいくイヤホンがなくてモヤモヤしていました。
OPUS #3を購入したのは、i5のサブとなるDAPが欲しかったというのが一番の理由ですが、イヤホンとの相性がいいと嬉しいなとも思っていました。
そこで少し気になるイヤホンをOPUS #3で聴いたんですが、Campfire AudioのLYRA II、AK T8ie、DITA Awesome Truth、JH Audio Michelleといったイヤホン(IEM)を気持ちよく聴くことができました。
i5だと高域が粗くなった製品も含まれますので、OPUS #3なら問題ないと判断しました。
OPUS #3はDT 1770 PROやDT 1990 PROといったヘッドホンを鳴らすこともできますし、イヤホン(IEM)もちゃんと鳴らしますので期待以上に便利に使うことができそうです。
試聴をした中で特に良かったのはLYRA IIとAwesome Truthです。Xelentoも中低音域がかなり良かったので今後聴いてみます。
秋以降に購入予定のダイナミック型イヤホン選びはLYRA II、Awesome Truth(もしくはAnswer Truth)、Xelentoを中心に進めることになりそうです。
価格的なことを考えると10万以下のLYRA IIが有利ですが、装着感も含めて慎重に検討します。
まとめ
音の評価については1ヶ月後のレビューで正式に書きたいと思います。
音の特徴については大体つかんできましたが、いろんな製品と組み合わせて聴いているので、まだ自信がないという状態です。
今回は使い勝手をメインに書きました。
制限はありますが、私が通常使用するには問題がないと感じています。
Androidアプリの使い勝手については期待通りではありませんが、iTunesから音源ファイルとプレイリストを転送するという最低限の要件は満たしているので、このまま使い続けようと思います。
micro SDカードはi5と共有しようかなと思っていたんですが、OPUS #3はケースを外さないとmicroSDカードの交換ができないので64GBのカードを購入しました。
転送と再生アプリはi5のようにフルに動作しないので、曲数とプレイリストの数を減らしたので64GBでも十分という判断です。
OPUS #3がここまで活躍するとCayin i5 DAPはどうなるんだろうと自分でも思っていましたが、i5はGooglePlayをフルに使えるのが大きいです。
また、音の傾向も違いますので使い分けをしていくには十分と考えています。
今回は以上です。
以下の記事も参考にしてくださいませ。
コメント