デジタルオーディオプレーヤーOPUS #3 Androidアプリの動作検証

amahikasです。
開封の儀に続いて今回はアプリの検証をしていきたいと思います。
本来は音の感想を書くのが先なんですが、ヘッドフォン祭の記事にもたくさん書きましたし、私にとっては機能的な面も満足できないとDAP(デジタルオーディオプレーヤー)は使いものにならないので、先にアプリの話を書きます。

本記事についての注意点ですが、APKをダウンロードしてインストールするのは正しい使い方ではありません。
正しくは、Google社が提供するGooglePlayからダウンロードしてインストールする方法です。Androidの場合は、iOSと違ってこういった抜け道が複数存在しますが、だからといって安全というわけではありません。
くれぐれも自己責任で行うようにしてください。
システムがクラッシュする不具合が生じる可能性もありますので、元の状態に復元できる場合にのみ試すようにしてください。

アプリのインストール方法

OPUS #3へのアプリのインストール手順ですが、ざっくりと解説すると以下のようになります。

  • APKファイルのダウンロード
  • APKファイルをOPUS #3にコピー
  • OPUS #3でアプリのインストール
  • アプリの使用

それぞれの手順について解説していきます。

APKファイルのダウンロード

APKファイルのダウンロードにはいくつかの方法があります。
私が試したのは以下の方法です。

apk downloaderからのダウンロード

もっともシンプルな方法だと思います。
「apk downloader」というサイトがありますので、ダウンロードしたいアプリのURLを入力することでダウンロードが可能になります。
注意点としてはAPKファイルにウィルスなどが混入されている可能性がありますので、不具合が生じても元の状態に復元ができる場合にのみ試してください。

他の端末からapkファイルを抽出

私の場合、すでにCayin i5にアプリをインストールしていますので、i5からAPKファイルを抽出してOPUS #3に転送できないかなと思って調べました。

Androidには「Apk Extractor」というアプリがありました。

抽出物は、デバイス上のアプリケーションをインストールし、SDカードに配置します。

このアプリは単純にインストール済みのアプリからAPKファイルを抽出するアプリです。
抽出したAPKファイルを他の端末に転送するとインストールが可能になります。

「Apk Extractor」アプリが危険なファイルを混入しないアプリならば、この方法は比較的安全かと思います。

APKMirrorからダウンロード

APKMirrorは海外の大手Android情報サイト「Android Police」が運営しているサイトで、サイトからAPKファイルをダウンロードするタイプのサービスです。

「Android Police」を信頼することができればこの方法も比較的安全かと思います。
ただし、残念ながら私が使いたいアプリはありませんでした。

ブラウザの機能拡張を利用する

ChromeとFirefoxといったブラウザにはGoogle PlayにアクセスをしてAPKファイルをダウンロードする機能拡張があります。
もちろん非公式の機能拡張ですので注意が必要です。

私はChromeブラウザの「Direct APK Downloader」という機能拡張を試してみましたが、Googleアカウントとパスワードを入れないと機能しません。
機能拡張がGoogle Playにアクセスをするので当たり前のことなんですが、アカウントとパスワードがセットで漏えいするのは危険性もあるため、途中で使うのをやめました。
必ずしも悪さをする機能拡張ではないと思いますが、ここは慎重にいきます。

PCから端末に直接インストール

最後の方法はPCから直接インストールをする方法です。
この方法は初めて知りました。こんなことができるんですね。
まだ試していない唯一の方法なので今後試すかも知れません。

詳細は以下のサイトを参考にしてください。

PCから「adb install/adb uninstall」を使ってアプリ(apk)を端末に直接インストール/アンインストールする方法です。コマンドの使い方を実際にアプリをインストール/アンインストールしながら説明しています。

APKファイルをOPUS #3にコピー

次にAPKファイルをOPUS #3にコピーする方法ですが、単純にOPUS #3をWindows PCかMacに接続してOPUS #3の「Download」フォルダにコピーしてください。

私はMacを使っていますので「Android File Transfer」というアプリをMacにインストールしました。

Android File Transferの画面

Android File TransferをインストールしてOPUS #3をMacに接続するとこのような画面が表示されます。

Downloadフォルダ

私の「Download」フォルダはこのようになっています。
この状態になっていればAPKファイルのOPUS #3へのコピーは完了です。

OPUS #3でアプリのインストール

APKファイルのOPUS #3にコピーしたらインストールをします。
アプリをインストールをするには画面上部をタッチしてから下にスワイプして設定メニューを開いてください。

OPUS #3クイック設定画面

このクイック設定画面ではWi-FiとBluetoothの有効/無効化、ラインアウトの有効/無効化などができるようになっています。便利な機能なので活用してください。

今回のお目当てはAndroidの「設定メニュー」です。
設定メニューを開くには画面右上(バッテリー表示の右側)にある歯車のアイコンをタップしてください。

設定メニュー

設定メニューを開くとこのような画面になります。
ここでいろんな設定ができるんですが、詳細は別途記事にします。
今のところはアプリをインストールしたいので「Streaming」をタップしてください。

Streamingメニュー

Streamingメニューです。
ここにはOPUS #3にインストールされているアプリが表示されます。
この一覧に表示される「NetOpusPlayer」を長押ししてください。
タップするとOPUS #3標準の再生アプリが起動するだけです。
長押しをするようにしてください。

NetOpusPlayer詳細

NetOpusPlayerアプリの詳細が表示されます。
この画面でアプリの停止やアンインストールができるんですが、今回はアプリのインストールをしたいので画面右上にある「+」アイコンをタップしてください。

downloadフォルダの中身

ようやく「Download」フォルダの中を表示されました。
この画面まで来たらインストールしたいアプリをタップするだけです。あとは手順に従ってアプリをインストールしましょう。
なお、「Download」フォルダ に正常にAPKファイルがコピーされていればここに表示されます。
ここに表示されない場合は、何か失敗している可能性がありますので再度コピーをしてみましょう。

アプリの使用 

インストールが完了すると「OPEN」か「DONE」を選択する画面になります。
「OPEN」を選択するとアプリが起動します。残念ながらアプリを終了することができないので、OPUS #3の標準再生アプリに戻る場合は、「設定メニュー」→「Streaming」に移動して「AudioPlayer」をタップしてください。OPUS #3の標準再生アプリに戻るはずです。
これでもダメならOPUS #3を再起動してください。

アプリのインストール後に「DONE」を選択すると「Download」フォルダの表示に戻ります。続けて複数のアプリをインストールする場合は、「DONE」を選択するといいでしょう。

アプリはいつも通りのAndroidアプリと同じように使えば問題はありませんが、「戻る」ボタンがありませんので少し使いづらいかと思います。
うまくいかない場合は、「設定メニュー」→「Streaming」に移動して「AudioPlayer」をタップし、OPUS #3の標準再生アプリに戻ってください。

使用できないアプリ

私の環境で使用ができなかったアプリを書いておきます。
Youtubeはダメでした。私が常用しているiSyncrとRocket Playerの有料版もダメでした。
元々、OPUS #3はGoogle Playが無効化されていますので大きなダメージはないのですが、どうやらGoogle Playにアクセスをしたり、Google Play関連のサービス(Googleアカウント、Googleフレームワークなど)を動作しようとすると制限がかかるみたいです。

Youtubeのアプリエラー

Youtubeの公式アプリをインストールした後に起動をしたらこのようなエラーが表示されて、アプリが強制終了をしました。
OPUS #3は液晶もきれいなのですが、完全に使えないようです。

再起動時のエラー

こちらは無理やりGoogle Playアプリをインストールして再駆動をした後に表示されたエラーです。
とにかく延々とこのエラー画面が表示されてOPUS #3が使いものになりませんでした。(笑)
Google Playアプリをインストールする時にGoogleアカウントやフレームワークアプリもインストールしたんですが、このエラー画面が邪魔をしてアンインストールをするのも一苦労でした。(笑)
やってみるのは自由ですが、この方法はメーカーの保証が受けられなくなる可能性もありますのでくれぐれも自己責任で行ってください。

考察

最初は単純にGoogle Playへのアクセスを遮断しているのかなと思っていたんですが、もっと強いガードがしてあるらしく、Google PlayやGoogle関連のコアなアプリが動作をしないように工夫がされているみたいです。

この制限を回避するにはOSを書き換えるしかないですかねぇ。私はそこまでしようとは思いませんが(笑)

メーカーへの要望

ということで、メーカーへの要望です。
Google Play非対応なのは購入前からわかっていたので問題はありません。
ただ、OPUS #3から直接Google Playにアクセスできなくてもいいので、アプリが必要とした場合のみ、Google Playにアクセスができるようにしてもらえればと思います。
結局はGooglePlay対応ということになってしまうかもしれませんが、うまい方法で解決をしてもらえるとありがたいです。

ちなみにSpofityは私の環境でも問題なく動作しています。
TIDALアプリは動作しないという海外ユーザーの報告がありますね。
おそらくGooglePlayにアクセスをする必要があるアプリはダメなんだと思います。

まとめ

無料版で制限もあるんですが、常用しているiSyncrとRocket Playerが動作をしたので、私が望む最低限の使い方ができることがわかりました。
iSyncrとRocket Playerがどうさせず、OPUS #3純正のPlaylist機能がしょぼかったら売ることも考えていたのですが、最悪の事態は避けることができました。
ここからはより使いやすくするために工夫をしていきたいと思います。

OPUS #3は購入前からGooglePlay非対応ということがわかっていましたので、これは仕方がないです。
やはりGooglePlayに対応したCayin i5が私にとって理想的なDAPということに代わりはありませんが、音質のほうはOPUS #3もかなり魅力を感じるのでなんとかして欲しいなと思います。
もちろん、Google Playに対応をしたからといってすべてのアプリの動作を保証する必要はないと思います。メーカーはOPUS #3の標準ソフトのみを保証するということで問題はないでしょう。

また、FiiOのX7やX5 3rdのようにデュアルブートができるようにするのもひとつの手だと思います。
Google Playなんかは不要でOPUS #3の音質を楽しみたいというユーザーもいるでしょうから、二つのOSを用意するのも良いんじゃないかと思います。

今回は以上です。

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