イヤーピース選び Spinfitとortofonのイヤーピース

アクセサリー
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amahikasです。
今年は精力的にイヤホン(IEM)選びをしていますが、イヤーピースのほうは昨年、Westone 4Rを友人から譲ってもらったときについていたSpinfitをそのままメインで使っています。
イヤーピースはこれまでShureのソフトフレックス、WestoneのスターシリコンやTRUEFITFOAMを使ってきました。それぞれ歴代のイヤホン(IEM)のSE215とWestone 4Rに付属してきたものです。

2015年のイヤホン選びでオーディオテクニカのIM04を購入したのを機に初めて、イヤーピース選びをしたんですが、この時はSpiral Dotを選びました。
とは言え、IM04とSpiral Dotの組合せは装着感が馴染むことなく手放すことになりました。

今回は久しぶりに一年使い続けてきたSpinfitをortofonのイヤーピースに変えようかなと思っています。

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Spinfit

Spinfitは茶楽音人(さらうんど)ブランドのイヤホンについてくるイヤーピースでシリコン製です。
イヤーチップ単体での販売もしていて、イヤホンの系が細いものと太いものがあります。最近ではダブルフランジのタイプも発売しました。

詳細は公式サイトを参考にしてください。

http://www.trdsn.com/product_spinfit.html

この中で私が使用しているのは「SPFT WH-01」のMサイズと「SPFT  RD-02」です。
「SPFT WH-01」は径が太いタイプでPinnacle P1に使用しています。
「SPFT  RD-02」は系が細いタイプのMサイズで、こちらはWestone 4Rに使用しています。
「SPFT WH-01」は4個(2ペア)で約1000円、「SPFT  RD-02」は4個(2ペア)で約1300円です。

左がSpinfit、右がOrtfon

この写真のSpinfitはSPFT RD-01のMサイズです。最近は赤と白を左右で使い分けるようにしています。

Ortfonのイヤーピース

ortofonのイヤーピースですが、正式名称は「e-Qシリーズ用イヤチップ」になるんでしょうかね。S、M、Lサイズがあり、10個(5ペア)で2000円です。
名前の通り、ortofon社のイヤホンのe-Qシリーズの純正品となっています。
私が今回購入したのはMサイズになります。
公式サイトには掲載されていないので以下のURLを参考にしてください。

ヨドバシ.com - オルトフォン ortofon e-Qシリーズ用イヤチップ M 10個 EARTIP/M 通販【全品無料配達】
e-Qシリーズにご利用いただけるイヤチップです。Mサイズです。

左がSpinfit、右がortofon

SpinfitとortofonともにMサイズですが、ortofonのほうが小さいです。
おそらくortofonのLサイズがSpinfitのMサイズと合うのかなと思います。

聞き比べ

今回聞き比べをする環境ですが、OPUS #3にPinnacle P1という組合せです。Pinnacle P1のケーブルはORBのClearForceでOPUS #3とは2.5mmのバランス接続をしています。

音源はいつも通り、主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)です。
聞き比べに使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。

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いつものようにRio Rush / Fourplay、Bisso Baba / Bob James、Master of Puppets / Metallica、At the End of the Day / Les Miserables The  Cast 2010などの曲で聞き比べてみました。

最初はなかなか違いがわからなかったくらい音はかなり似ています。
かなり集中をした結果、徐々に違いを感じてきました。
低域の量感はSpinfitのほうがやや出ます。また、高域の滑らかさもSpinfitのほうがやや上です。
逆に低域の量感が少ない分、曲によってはortofonのほうがクリアに聞こえます。特に情報量が多く、音の密度が高い曲だとわかりやすいです。
ただ、MetallicaやDeathといったメタル系の場合は、迫力が少しなくなります。Les Miserablesなどのオーケストラ系はortofonのほうがひとつひとつの音を細かく聴くことができました。

まとめ

音の違いについては室内でじっくりと、注意深く聞いてようやくわかったくらいなので、外で聴く分にはほとんどわからないんじゃないかと感じました。
そういう前提の上で、音の違いについて書きますが、Spinfitのほうが低域の量感と高域の滑らかさは上と感じました。
ただし、ortofonにも良いところはあって低域の量感は少ないものの、全体的にクリアですっきりとした聴感になります。解像力も向上するのでひとつひとつの音が聞き分けやすくなります。
この効果は特に情報量が多く、音の密度の高い音源で効果が大きいと感じました。
私がよく聴く音源だと、オーケストラはortfonのほうも良い感じに聴くことができました。
ジャズフュージョン系はほとんど違いがわかりません。ロック、メタル系は中域と低域に迫力が出る分、Spinfitのほうが好きでした。
ちなみに高域はSpinfitのほうが滑らかになると書きましたが、ortofonも粗くなったり聴きづらくなるというわけではありません。

装着感ですが、ortofonのほうが傘の部分が柔らかいので耳の異物感が緩和されます。長時間聞くならortofonのほうがいいと感じました。
写真でわかるように、同じMサイズでもortofonのほうが小さいので、ortofonのLサイズが私にとって最適解かもしれません。今度、試してみようと思います。

価格についてはortofonのほうが安価です。イヤーピースはそれほど頻繁に買えるものではありませんが、落として無くすこともありますのでortofonのほうがお財布にはやさしいです。

今回の聞き比べで結論を出すのは難しい状態でしたので、しばらくは両方を使ってみようと思います。
ただし、Pinnacle P1は低域の量感に魅力を感じて購入したところがありますので、Spinfitが主力であることにかわりはないと思います。

今回は以上です。
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