気ままに試聴 オリオラスDAC内蔵ポタアンBD10 (CEIBA)と真空管ポタアンBA10 (OAK)

ヘッドフォンアンプ/DAC
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BD10とBA10の使い勝手

まずは接続方法ですが、BD10にUSB端子が二つあるので少し迷いました。
また、MacBook ProがBD10をDACとして認識しているものの、音が出なくて原因を突き止めるのに時間がかかりました。
結果から言うとMacBook Proの再起動で直りました。ちょうどiTunesのアップデートをやった後だったので、システム内でおかしくなっていたようです。

BD10とBA10

真空管を積んでいるだけあって発熱は相当なものです。
Continental Dual Monoと同等で、私がメインで使っているDAPのCayin i5OPUS #3よりもかなり熱くなるので個人的に持ち歩くのは厳しいなと感じます。
サイズと重量的には頑張ればなんとか持ち歩けるかなと思います。

起動をしてから本領を発揮するまで10分程度はかかります。
やはり真空管なので暖まるまで時間がかかりますね。

まとめ

結論から書くと大変気に入りました。
BD10(CEIBA)とBA10(OAK)のセットは解像力の高さと、高域に量感があること、高域が開放的なところが特徴だと思います。
ここまでなら他の製品にもある特徴ですが、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)を特別な存在にしているのは全体的にカラッとした乾いた音になるところです。

私にとっては初めてWestone 4Rを聴いたときのような感動を再び味わうことができました。
厳密にいうと、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)とWestone 4Rの音は違うのですが、当時の私にとって、低音にある程度の量感があって解像力も高く、高域が出るという点でWestone 4Rの音には感動したものでした。
現在は、いろんな製品を聴いてそれなりに耳も肥えてきてるんですが、そういう状態でこれだけの感動を与えてくれたのは素直に驚きました。

私が知るかぎり、現状でBD10(CEIBA)とBA10(OAK)の音に似ているのはメインで使っているDAPのCayin i5と、友人に聴かせてもらった開放型ヘッドホンのGRADOのPS500eです。
BD10(CEIBA)とBA10(OAK)はCayin i5ほどの圧力やパワーはないんですが、解像力が高く、乾いた音を聴かせるという点で似ています。もちろん、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)のほうが解像力は上ですし、乾いた音という特徴も際立っています。
GRADOは元々、この手の音を得意としているメーカーだと思っているんですが、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)のほうがやや細かくて丁寧です。
私が聴いたGRADOのPS500eには荒々しさもあって、そこが非常に魅力と感じました。BD10(CEIBA)とBA10(OAK)は音の傾向が似ているもののもう少し優等生的に聴かせるという印象を持っています。

BD10(CEIBA)とBA10(OAK)はいろんな環境で聴いたので、簡単に感想を書いておきます。
まず、メインで聴いた1770と1990ですが、1770のほうが魅力的に聞こえました。
通常、1770と1990を交互で聴くと1770が少しこもるように感じるんですが、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)は前述の通り、高域を開放的に聴かせるので、1990の直後に1770で聴いてもこもりを感じませんでした。
むしろ、1990のほうが音が痩せているように聞こえたので、私の評価としては1770で聴くほうが好きということになりました。

1770だけでなく、密閉型ヘッドホンでも開放的に聴かせる高域の開放感がすごいなと感じたのはMezeの99 Classicsで聴いたときでした。
Mezeの99 ClassicsはiPhoneやCayin i5で聴いたときの印象は良いのですが、OPUS #3で聴くとやや食傷気味となります。
リスニング寄りでウォームな傾向の音も好きなんですが、あまりにもウォームな傾向が強くなるとくどくなってしまって長く聴いているのがつらくなると感じています。
BD10(CEIBA)とBA10(OAK)と99 Classicsの組合せは非常に良くて、こもると感じませんし、99 Classicsの濃厚な音と、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)の開放的でカラッとした高域がよく合います。
どのようなジャンルでもいいと感じたんですが、特に良かったのはAC/DC、ZZ Top、T.Rexといった60年代から70年代のロックです。
1770や1990あたりで聴くと音源の粗さが出てしまって聴きづらくなるんですが、99 ClassicsとBD10(CEIBA)とBA10(OAK)では、これまでなかなか体験することのできない音を聴かせてくれます。
で、この聴感がGRADOの音に似ていると感じた次第です。

イヤホン(IEM)は最近購入したPinnacle P1とメインで使っているカスタムIEMのVision Ears VE5で聴いてみました。
Pinnacle P1はバランス接続で聴いたせいか、かなり良くなりました。
普段はOPUS #3とバランス接続をしているのですが、大きな違いとして解像力が上がり、高域が滑らかになります。
P1の高域についてはCayin i5で聴くと粗くなると感じていたりしたのですが、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)との組合せでは問題ありませんでした。
むしろ、Pinnacle P1の性能を十二分に発揮しているなと感じました。
そういう意味ではPinnacle P1の底力がすごいなと改めて感じました。

VE5のほうはPinnacle P1ほどの違いは感じられなかったものの、高域が主張をするものの全体的に聴きやすくなったのが印象的でした。
BD10(CEIBA)とBA10(OAK)は前述の通り、発熱がすごいのでポータブル製品というよりも据え置きとして使ったほうがいいと思いますが、イヤホンのほうが効果は大きいと感じました。

最後にALOのContinental Dual Monoとの違いを書きたいと思います。
そもそもDual MonoとBD10(CEIBA)+BA10(OAK)のセットには10万円近い差があるので比較対象としては適切ではないのですが、私にとってはどちらも据え置きで使う製品なので、据え置きで使うならという観点から比較をしたいと思います。

Dual MonoとBD10(CEIBA)+BA10(OAK)を横に置いて聞き比べをしたわけではありませんが、Dual Monoのほうがどんなジャンルでも万能に鳴らすと感じました。
BD10(CEIBA)とBA10(OAK)はハードロックやメタル系の音楽だと迫力が不足するわけではありませんが、もう少し欲しいなと感じることがありました。
Dual MonoはALO社独特の味つけがありますが、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)のほうが音源に対して素直と感じました。
ただし、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)もヘッドホンやイヤホンを変えても、独自の音を出すので、このレベルに到達すると、あとは好みの世界かなと感じました。
ALOは残響音が良い感じに残るものの、クセがあることにかわりはありません。また、高域が少し軽くなるのも個人的には気になっています。
BD10(CEIBA)とBA10(OAK)は良い製品であることにかわりはありませんが、高域の主張が強いのと、全体的に乾いた音になるのは好みが分かれるところだと思います。

私はどちらの音も好きですが、Dual Monoは価格的に手が出ません。
BD10(CEIBA)とBA10(OAK)は価格的に問題ありませんが、自宅で聴くために1990を購入したのに、BD10(CEIBA)とBA10(OAK)を購入すると自宅でも1770や99 Classicsを聴くようになりそうで矛盾を感じます。(笑)
難しいことは考えずに自宅で聴くのに最適な製品を選べばいいじゃんとも思いますので、お金が貯まるまでしっかりと考えたいと思います。

今回は以上です。
今回はBD10(CEIBA)とBA10(OAK)のセットで試聴をしましたが、単体で聴いたときの印象も気になりますので、次回は単体での記事を書きたいと思います。
個人的に興味があるのはHERUS+とBA10(OAK)の組合せですね。
HERUS+はBD10と同じESS系のDACを積んでいますし、特徴も似ています。
バランス接続はできませんが、どのような音が出るか楽しみです。

BD10単体のレビューも書きました。

気ままに試聴 オリオラスDAC内蔵ポタアンBD10 (CEIBA)
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