beyerdynamic ワイヤレスヘッドフォン Aventho wireless購入半年後のレビュー

ヘッドホン

amahikasです。
Aventho wirelessを購入して六ヶ月が経ちました。時間が空いてしまいましたが、前回のファーストインプレッションに続いて実際にAventho wirelessを使用した感想を書いていきたいと思います。

なお、Aventho wirelessを購入することになった経緯はファーストインプレッションの記事を参考にしてください。

beyerdynamic 密閉型ワイヤレスヘッドホン Aventho Wireless ファーストインプレッション
久しぶりにヘッドホンを購入して興奮気味のamahikasです。 昨日、Aventho wirelessが届きました。 待ちに待ったbeyerdynamicのオンイヤー密閉ヘッドホンなのでもう少し早く入手しても良かったんですが、B&WのPXや...

要約すると、気温が高くなってくるとメインで外出用に使ってるDT 1770 PROだと耳が蒸れてかゆくなったりするため、もう少し蒸れないヘッドフォンが欲しいと思ってオンイヤー型のヘッドフォンを購入しました。

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使い勝手

ワイヤードの状態で使っているので、今回はワイヤレスでの感想になります。

装着感

今年は三月から暖かい日があったので、早速Aventhoを使っています。オーバーヘッドの1770に比べると耳が蒸れにくいので狙い通りでした。これで1770からイヤフォンに切り替える微妙な時期をAventhoに任せることができます。

側圧はさほど高くなくて1770より少しキツイくらいです。
ただ、オーバーヘッドタイプに比べて耳に乗せる形で装着するので、90分くらいで耳が疲れます。Aventho wirelessは通勤で使うことがほとんどなので長時間装着することは少ないので大きな問題ではありませんが、オンイヤータイプは耳にダイレクトに圧力がかかるなという印象です。オーバーヘッドタイプはこの圧力が分散されますね。
思うにもう少しイヤーパッドに厚みがあると良いのかも知れません。

Aventho wirelessのイヤーパッド

交換が簡単

イヤーパッドの交換が簡単なのはありがたいです。

音漏れと遮音性

音漏れと遮音性ですが、1770、99 Classicsよりもいいです。特に音漏れが少ないですね。

ケーブル

Aventho wireless

ケーブルはしばらく標準のものを使ってましたが、現在はClear force3.5 to 3.5 for M&Dをつけています。DT 1990 PROとDT 1770 PROと同じ感覚で、標準ケーブルでも十分良い音なんですが、Clear forceに変えることで高域の量が増えて聞き取りやすくなります。

Clear forceの感想については以下の記事を参考にしてください。

ORB Clear force mini XLR beyerdynamic DT 1990 PRO用ケーブルを購入
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最初は1990用に購入したのですが、1770との相性がすこぶるいいので、現在はもっぱら1770につけています。外で使うにはケーブルが硬いので最初な苦労しましたが、今では慣れてしまいました(笑)

写真にもある通り、Aventho wirelessはケーブルが片出しで右側です。通常、片出しのヘッドフォンというとケーブルは左側についてることが多いので違和感があります。最初の頃はよく逆に装着していました。
右側についている理由はワイヤレス機能と関係があって、ワイヤレスで視聴をするときに右側のイヤーカップで操作をするためです。よって、これは仕方がないかなと思います。
ちなみに先日発表されたAmiron wirelessも同じようにケーブルが右側から出ていました。

Clear forceのプラグ

Clear forceを使う際にもうひとつ注意点があって、ふたつのプラグで長さが違います。
手前のプラグが太くて長いほうをヘッドフォン側に挿してやるとうまくはまります。短いほうだとヘッドフォン側にちゃんとはまりません。

音量

音量ですが、OPUS #3をHIGH GAINにした状態で80から100(最大150)、Cayin i5はLOW GAINで28から37(最大100)です。
試聴の時と違って普段視聴をするときは音量を小さめにしています。というのもオーバーヘッドの1770に比べて耳に近い所から音が出てくるため、音量を上げると耳が疲れやすいです。

音の感想

1曲毎の感想は試聴をした時に書いたので割愛します。

秋のヘッドホン祭2017レポート その1 ヘッドホン編 beyerdynamic Aventho wireless、Klipsch Heritage HP-3
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ケーブルをClear forceに変更して高域が出るようになったので、私の好みに近づいていますが、おおむね、試聴をした時と印象は変わりません。
1770と比べると高域の開放感が乏しく、モニターというよりもリスニング寄りのチューニングになっています。
そのかわり、中域から低域に量感があって特に中域が分厚いです。
1770との差はオーバーヘッドとオンイヤーという構造上の違いがあるので仕方がないと割り切っていますが、Aventhoは1770というよりもAmironシリーズに音が似ています。

1770と同様にジャンルは選ばないタイプで、音源の粗もうまく隠すタイプです。そういう意味ではAventhoは少し私の好みから外れているんですが、基本的な音質は試聴の時に感じたように1770にも似ているので、自分が常用する範囲内と感じています。
より私の好みに合うといったらDT1350の後継なのかなと思っています。AventhoはT51pの後継ですが、DT1350はT51pと同じような形状ながらもモニター寄りのチューニングとなっているそうです。

終わりに

Aventho wirelessの使用感と音について書きました。
私にとってはオーバーヘッドタイプのDT 1770 PROがメインなので、Aventho wirelessにいくつか不満点はありますが、期待していたとおり暖かくなる春から初夏、秋の時期に快適に使うことができるのでおおむね満足しています。

先日、Aventho wiredも発表されましたね。

Aventho wired
Mobile Tesla high-end headphones (closed)

日本で発売がされるかわかりませんが、私のようにワイヤレス機能が不要という人にはいいと思います。

今回は以上です。
以下の記事も合わせて参考にしてください。

beyerdynamic 密閉型ワイヤレスヘッドホン Aventho Wireless ファーストインプレッション
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