amahikasです。
Twitterのフォロワーさんからお借りした製品を聴いてみるシリーズその10です。
ここのところ、ブログをじっくりと書く時間が取れなくて更新が滞っていますが、このシリーズはすっかり当ブログのメインコンテンツになってる感がありますね。(笑)
iFi Audio iEMatch
前回のiSUB3.0に続いて今回も変わった製品を紹介します。
イギリスはiFi AudioのiEMatchという製品で、DAP(デジタルオーディオプレーヤー)とイヤホンもしくはインイヤーモニター(IEM)の間に接続します。
DAP→iEMatch→イヤホン(IEM)
このような接続構成になります。
iEMatchの効果は以下の通りです。(メーカーの公式サイトから引用)
・バックグラウンドノイズを大きく削減
・ダイナミックレンジをさらに広げ、透明にする
・ボリュームコントロールの範囲を広げる
詳細については公式サイトを参考にしてください。
iFi Audioの製品というとノイズが少ない、クリア、高解像力、上品というイメージを持っています。
バランス的にはやや高域寄りで中域が薄いという印象です。縦のレンジは広くて高域も低域も上と下まで過不足なく出します。
これは私が所有しているnano iDSDを使って感じた感想です。
最近は試聴をしたmicro iUSB3.0やmicro iDSD BLでは少し印象が変わってきていて、iUSB3.0は高解像力でモニター寄りの音になり、iDSD BLは低音域の量感がかなり多いという印象でした。
すなわち、iFi Audioの製品に対する印象が変わってきています。
試聴環境
個人的にも興味のある製品ですし、試聴にかけられる時間も長いのでいくつかの環境で試聴をしました。
・Cayin i5→iEMatch→VE5
・Cayin i5→iEMatch→Pinnacle P1
Cayin i5は出力が強いので、高出力だと高域が粗くなるイヤホン(IEM)との相性には気を遣っています。iEMatchによってより聴きやすくなるのかなと期待をしています。
VE5は私がメインで使っているカスタムIEMで、Cayin i5、OPUS #3と組み合わせても高域が粗くなることはありません。むしろ、「iPhoneとnano iDSD」、「iPhoneとHERUS+」といった環境よりも気持ちよく聴くことができているので、iEMatchを介してもあまり影響はないと思っていますが、逆にiEMatchの効果がわかりやすいかなと思っています。
Pinnacle P1はTwitterのフォロワー様からお借りしている製品です。
「iPhoneとnano iDSD」、「iPhoneとHERUS+」という環境では問題ないのですが、Cayin i5、OPUS #3で聴くと高域が粗くなることを確認しています。(OPUS #3はまだマシでした)
このような経緯があるので、今回は前述の二つの環境で試聴をすることにしました。
試聴に使う曲はいつもの通りです。
音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)です。
試聴に使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。
次ページに続きます。
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