気ままに試聴 イヤホン MEE audio Pinnacle P1

Pinnacle P1
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amahikasです。
Twitterのフォロワーさんからお借りした製品を聴いてみるシリーズその8です。おかげさまでこのシリーズも長くなりましたね。

今回はMEE audioのPinnacle P1を紹介します。
Pinnacle P1は一度店頭で試聴をしたことがあってとてもいい印象を持っています。
その時のレビューは以下の記事を参考にしてください。ちょうど1年くらい前なんですね。

気ままに試聴 イヤホン MEE audio Pinnacle P1
最近、話題になっているMEE audioのイヤホン、Pinnacle P1を試聴レビューして欲しいとリクエストがあったので、聴いてきました。私自身は先日、愛機のWestone 4Rを手元に戻したばかりなので、イヤホンは買う予定はありませんが

この時はiPhone直という環境で聴いたんですが、その後、Cayin i5 DAPで聴いたことがあります。Cayin i5で聴いたときは高域が粗くなってしまったので、「これはダメかな」と思ったんですが、Cayin i5とイヤホン(IEM)を組み合わせると高域が粗くなる傾向にあるとわかったので、今回は楽しみに再挑戦してみます。

Pinnacle P1の詳細については公式サイトを参考にしてください。

MEE audio | Pinnacle P1の国内公式ウェブサイト
MEE audio | Pinnacle P1の国内公式ウェブサイト
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試聴環境

Pinnacle P1とOPUS #3

Pinnacle P1とOPUS #3を直接接続して試聴しました。ケーブルはEstron Linum Super Baxです。私自身はMMCXタイプのケーブルを所有していないのでこのまま聴いてみました。
イヤーピースはSpinFitをつけました。

音源は主にCDから取り込んだAppleロスレス(ALAC)です。
試聴に使う曲や聴きどころについてはこちらを参考にしてくださいませ。

オーディオの試聴によく使う曲と聴きどころ(2017年2月版)
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なお、この記事を書く前に一週間ほどPinnacle P1を使い込んでいます。

試聴結果

Pinnacle P1

Bisso Baba / Bob James

派手さはないんですが、ゆったりと聴かせてくれますね。
高域はクリアとか明瞭というよりも自然な感じに鳴っています。私が所有している製品にはない鳴り方で独特だなと感じます。
縦のレンジについては少々天井が低いと感じます。どこまでも伸びていくタイプの高音とは感じないです。

低音域は低いところまでよく出ています。キレよりもウォームなタイプで量感もあります。
解像力は前回よりも高いと感じます。前は少しもやっとしたところがあったんですが、今回はそこそこのキレもあってくっきりとした音になっています。

Flesh and The Power It Holds / Death

この曲も派手さは感じませんが実直に鳴らしているという印象を受けます。
高域よりも少し低域が目立ちます。
高音域ですが、シンバル音がやや人工的に聞こえます。粗くなるというところまではいかないんですが、少し不自然鳴り方と感じます。

前回はもう少しもっさりとした印象だったのですが、今回はスピード感も良く表現されていると感じます。
特に低音域のスピード感が良くてツーバスのたたみかけるような音はよく表現できています。
ヒステリックなギターについてはもうひとつです。高音域は控えめという印象です。

Rio Rush / Fourplay

シンバルが目立つ曲ですが、やはりやや人工的に聞こえます。
その他の部分については問題ありませんが、ピアノの音が少し控えめに聞こえますね。
低音域は相変わらずいいです。必要以上に量が出ているわけではなく、量もキレも適度と感じます。

At The End Of The Day / Les Miserables

この曲では弦楽器の鳴り方がいいと感じます。オーケストラの迫力は十分に出ていますし、スピード感もあります。
高域についてはこれまでと同じように控えめですが、それほど高域が目立つ曲でもないので気になりません。
それ以上に豊かな低音に耳が注目してしまいますね。

Master of Puppets / Metallica

スネアの音がちょっと軽い以外はいい感じに鳴らしています。スピード感と迫力も出ていますし、価格を考えると十分です。
二本のギターとベースのリフが重なる部分の倍音が特に気持ちいいですね。

Crush / Kelly Sweet

女性ボーカルも聴いてみましょう。
この曲は特に問題もなく淡々と鳴らしているという印象です。
ベースの量感は相変わらずいいですし、女性ボーカルも必要以上に強調されず、個人的にはこ好みのバランスです。
途中からシンバルを多用するパートがあるんですが、この曲ではシンバル音も問題ありませんでした。

Days of Wonder (Original Mix) / M6

非常によく合っています。
特に中域から低音域の音場が広がります。バスドラとベース音の響き方も良いですし、スピード感も出ています。

The Millionaire Waltz / Queen

古めの曲も聴いてみましたが、相性がとてもいいですね。
ボーカルやコーラスよりもベース音が目立ちますが、これはこれでなかなか快適です。
シンバル音も人工的になることはないです。

装着感

実際に一週間ほど使った感想ですが、装着感はメインで使っているイヤホン(IEM)のWestone 4Rほどではないものの、私の難しい耳でも問題なく使用できるレベルです。

最近になって気がついたんですが、難しい私の耳にフィットするには「耳掛け型」且つ「小さめの本体」が合うということがわかってきました。
SpinFitのイヤーピースを深く装着すると本体が大きめでもそれなりにフィットしますが、本体が小さいほうが耳の中に収まってくれます。
理想としてはWestoneとShureの形状ですね。

Pinnacle P1はWestoneやShureのイヤホンほどフィットするというわけではありませんが、難しい私の耳にはフィットしてくれるほうで、毎日のように使っても問題はなさそうです。

デザインと質感

本体

本体

耳掛けをするタイプですが、よく左右を間違えて装着してしまいます。(笑)
質感はいかにも金属的な触り心地で、冬だと耳が冷たいと感じるでしょう。
デザインはと質感は質実剛健という感じで気に入っています。

遮音性と音漏れ

どちらも優秀です。
音漏れについては妻に確認をしてもらいましたが、キスをするのかというくらいの距離まで近づかなければ聞こえないようです(笑)
遮音性は電車の中で使っても問題がなかったです。

まとめ

曲によっては高音域がやや人工的に聞こえるというデメリットはあるものの、2万円前後という価格を考えると非常にいいパフォーマンスを発揮するなというのが正直な感想です。
今年はダイナミック型のイヤホン(IEM)を探していて、いろんな製品を聴いていますが、中域と低域には満足出来るものの高域がいまひとつという製品が多いです。
20万とか12万円という高価なイヤホン(IEM)でも高域が粗くなる傾向にあるので、私が求める高域を出してくれるダイナミック型のイヤホン(IEM)はないのかなと半分あきらめているんですが、Pinnacle P1の価格なら多少のデメリットは目をつぶることができます。

音質的にPinnacle P1はやや中低音寄りでリスニングに適した音です。
モニター系のはっきりくっきりとした音ではありません。ただし、メタルやEDMを聴いていてスピード感の表現はうまいと感じました。
リスニング寄りといってももっさりとした聴感にはなっていなくて、スピード感は表現できていますし、解像力もそれなりに高いです。

音場が広がるのも特徴のひとつだと思います。

音質以外でイヤホン(IEM)に私が求める装着感と遮音性、音漏れについては問題がないことがわかりました。
店頭試聴に毎回妻を連れて行くわけにもいかないので、今回自宅で確認ができたのはありがたいです。

Cayin i5で聴いたときに高域が粗くなってしまったので心配しましたが、OPUS #3で聴けばPinnacle P1も十分に使えるということがわかったので良かったです。
引き続きダイナミック型イヤホン(IEM)選びは続けますが、Pinnacle P1が音質的にも価格的にもひとつの指標となりそうです。

ここのところ散財しているのでダイナミック型イヤホンを買うのは早くても年末になりそうですが、じっくりと選びたいと思います。

今回は以上です。

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