小型スピーカー選びのまとめ DALI MENUETとマランツ M-CR611

amahikasです。
DALIのMENUETとマランツのM-CR611が到着してから1ヶ月弱が経ちました。バーンイン(エージング)も100時間を超えましたので正式にレビューを書いていきたいと思います。
また、今回いろんな製品を聴いた中でMENUETとM-CR611を選んだ理由もまとめておきます。

スピーカー選びの経緯

スピーカー選びは今回大いに悩みました。
最初は設置スペースの関係からアンプと無線レシーバーが一体となったBluetoothスピーカーから試聴を始めました。
その中で印象が良かったのがJBLのAuthentics L8です。
一般的なBluetoothスピーカーに比べるとサイズも大きく、価格も高いのですが、音のパフォーマンスは良かったです。寝室で使っているJBLのChargeの代わりに欲しいくらいです。(笑)

Authentics L8の試聴結果は以下の記事を参考にしてください。

自宅用小型スピーカー選び その1 JBL Authentics L8
amahikasです。 年初に書いたとおり、ポータブルオーディオ環境がそれなりに満足できる状態になってきたので、今年は自宅のオーディオ環...

Authentics L8で良いかなと思っていたところに、大きな衝撃を与えてくれたのが小型スピーカーのDALI OPTICON 1とTANNOY Revolution XT Miniです。
人気のあるDALIのZENSOR PICOやZENSOR 1がいまひとつという結果だったのに対して、この2製品は「こんなに小さいのにすごい音を出すな」と驚きました。

前々から憧れのB&Wについては686 S2がいまひとつで、CM1S2はとても良いと言う結果でした。
CM1S2についてはOPTICON 1やRevolution XT Miniに比べて価格が高い割に、音のパフォーマンスがそれほど良いと感じなかったので選から外しました。
ただ、私にとって憧れのメーカーと言うことにかわりはないので、今後ステップアップを考えるときの最有力候補にしたいと思います。

小型スピーカーの試聴結果については以下の記事を参考にしてください。

自宅用小型スピーカー選び その2 DALI Opticon1MH、ZENSORシリーズ、B&W etc
いい音を聴いてきちゃってホクホクのamahikasです。 いやぁ、いい音を聴くとそれだけで幸せな気持ちになりますね。ちょっとテンションも...

日を改めてDYNAUDIO、Monitor AudioやELAC、Wharfedaleといったメーカーの小型スピーカーも聴きました。
印象が良かったのはDYNAUDIOのEmit M10です。
DALIのOPTICON 1やMENUETに比べると全体的にすっきりとした聴感だったものの音が硬すぎるということもなく、個人的には好みの音でした。
フラットに近いバランスだったのも好みで、メインで使っている密閉型ヘッドホンのDT 1770 PROに似てると感じました。
ただ、残念ながら今回はDALIのスピーカーと同じ環境で試聴ができなかったので見送りました。

Emit M10とその他のスピーカーの試聴結果については以下の記事を参考にしてください。

小型スピーカー選び その3 DALI MENUET、DYNAUDIO Emit M10、その他
はい。最近はすっかりとスピーカーを聴くのが楽しみなamahikasです。 前回はDALIのOPTICON 1にノックアウトをされてきまし...

他に聴いてみたいと思っていたメーカーはPIEGAです。
デザインがとてもいいのが好印象なんですが、残念ながら試聴ができる環境がなかったのでこのメーカーも今回は見送りました。残念です。

ここまでで好印象だったのはDALI OPTICON 1、TANNOY Revolution XT Mini、DYNAUDIO Emit M10です。
この3製品で選んでも良いなとは思ったんですが、OPTICON 1よりも少し高いMENUETというスピーカーがDALIにはあるので一度聴いてみることにしました。
MENUETはいろんなところでレビューを読んでも私の好みに合うかなと思っていたのですが、この思惑は当たってました。
OPTICON 1も良いスピーカーですが、解像力はMENUETが勝ってました。特に低域の解像力が高いのは私の好みに合います。
OPTICON 1は全体的にフラットに近いというバランスという点がMENUETよりも好みでした。高域の鳴り方なんかはOPTICON 1のほうが好みです。
MENUETは全体的に解像力が高いのは良いのですが、ボーカルにフォーカスをしたバランスに違和感を感じることもあります。中域全体なら良いんですがボーカルだけとなると不満はありますね。
とは言え、その他の点はスピーカー選びを始めた時の期待値以上でした。
あまり完璧を望んでも価格が上がるだけなので今回はMENUETを選びました。

TANNOYのRevolution XT MiniはMENUETと比べて解像力が劣ると感じました。
DYNAUDIOのEmit M10は同じ環境で比較ができなかったので今回は見送りました。

スピーカー選びについては以上です。次はアンプ選びです。

プリメインアンプ選びの経緯

アンプは音質もさることながら無線機能接続の有無、USB DAC機能の有無など機能的な面で悩みました。
今時は音楽の聴き方も多様ですから、音質と機能性のどちらを優先するのか非常に迷いますね。特に我が家は出力デバイスがMacBook ProとiPhoneがありますし、AirplayとUSB接続を使うこともあります。できるだけ多くの接続方法に対応していたほうがいいのですが、欲張りすぎると価格が上がったり、音質がおろそかになることもあります。

まず、最初に印象が良かったのはDENONのDRA-100です。
DENONはDALIのスピーカーと組み合わせた時の音を意識してアンプを作っているというのも納得できました。相性が良いんですね。
DENONはPMA-50も聴きました。こちらも好印象でしたが、DRA-100のほうがパワーがあって好みでした。

ONKYOのR-N855もいい音で好印象でした。機能も豊富ですしサイズも良い感じですが、価格が少し高めです。
ちょうどアンプ選びをしている頃に発表されたTEACのAI-503は私にはもったいないくらいのスペックで気になりましたが、価格も高かったです。(笑)
無線LAN(Wi-Fi)がついていないのが残念ですが、将来の楽しみに取っておくことにしました。
今回はスピーカーとアンプ両方を買うのでどうしてもお金がかかります。
妙な妥協はしたくないのですが、安易に自分で決めた予算をオーバーするのもイヤだったので、なんとか物欲をコントロールしました。

最終的にはDENONのDRA-100とMARANTZのM-CR611で迷ってM-CR611にしました。
決め手は価格です。
機能的にはあまり変わらず店頭試聴でもM-CR611のほうがややリスニング寄りでウォームな音かなという印象だったのでなんとか予算内に収めるためにM-CR611を選びました。

MENUETのレビュー

MENUETとM-CR611

理想的な環境ではありませんが、MENUETもなんとかきれいに設置ができました。
今のところ良い感じで鳴ってくれています。
ブックシェルフ型は初めてなので前々から憧れだったインシュレーターも買ってみました。
バーンイン(エージング)の最中に導入をしたのがまずかったのか、効果はあまり感じられないというのが正直なところです。

肝心のMENUETの音ですが、店頭で聴いたのとほぼ同じでした。期待通りで嬉しかったのと同時に安心しました。
スピーカーはポータブルオーディオに比べて店頭試聴が難しいですからね。

自宅で聴くMENUETの印象ですが、ボーカルはやはり目立ちます。特に女性ボーカルですね。中音域の量が多いとはあまり感じなくなりました。
個人的にはボーカルが必要以上に目立つのはあまり好きではなく、他の楽器と同じように鳴って欲しいんですが、そもそもボーカルが目立つように作られている音源もあるので許容範囲です。

低音域はほんの少し量が減りました。もしかするとDRA-100のほうが沈み込む低音は得意なのかも知れませんね。
質は店頭試聴時と一緒でキレもありますが、ウォームな傾向のほうが強いです。
とは言え、既存のホームシアターの低音よりも解像力が高く、ひとつひとつの音を細かく聞き分けることができるのでここは満足です。
リスニング寄りでウオームな傾向ながらも解像力も高いのがMENUETの魅力と考えていますので、自宅でもこの音を味わうことができるのは嬉しいですね。

高音域は中音域と低音域に比べるとやや大人しめですが、既存のホームシアターよりも出てます。
特に個人的に改善したいと思っていたシンバル音とピアノの音がきれいに出るようになりました。ホームシアターで使っているタイムドメインスピーカーのTD508もナチュラルな傾向で悪くはないんですが、MENUETほどキレと解像感はないという印象です。
もちろん、アンプの影響もあるとは思いますけどね。

音場の広さも気に入っている点です。特に低音域の広がりが心地良く、音に包まれる感覚があります。
奥行きのある立体的な表現もうまいです。
比較的古くてあまり音質が良くない音源でもそれなりに鳴らしてくるのも特徴のひとつです。

M-CR611のレビュー

次にM-CR611の感想です。
音のバランスはフラットに近いと感じています。
店頭試聴で感じたようにややリスニング寄りでウォームな傾向は自宅でも同じです。

機能的には満足です。
私はAirplayをよく使っています。また、MacBook Pro→nano iDSD→M-CR611と接続するパターンもよく使っています。
ちなみにM-CR611にはUSB DAC機能はないのでnano iDSDとはアナログケーブルで接続しています。本当はデジタル同軸ケーブルで接続したいのですが、M-CR611にはデジタル同軸端子がないんですよね。ここは確認不足でした・・・

妻はSpotify Connectをよく使っています。
AppleTVと接続すればAVアンプ経由でSpotifyも聴くことができるんですが、接続をするのが煩わしかったそうです。
MENUETとM-CR611の組み合わせであればM-CR611の電源を入れてiPhoneのSpotifyアプリからM-CR611に接続をすれば良いので楽なんだそうです。
妻がよく使うようになったのは意外でしたが、おかげでバーンインも進みました。
多機能がウリのM-CR611なので使い勝手は非常に良いですね。

まとめ

これまで書いてきたとおりおおむね満足しています。
やや残念なのは音ですね。店頭試聴でDRA-100とMENUETの組み合わせで聴いたときはもう少し解像感が高く、低音域も沈み込んでいました。また硬質な音ながら少しウォームで良い感じだったのですが、M-CR611との組み合わせだとウォームすぎる傾向になりました。

もしかするとDRA-100が正解だったのかなとも思いますが、こればっかりは自分の判断なので仕方がないです。
店頭とは異なる自宅という環境で聞いてるのが原因かもしれませんしね。

久しぶりのスピーカー購入は満点とはいかなかったものの、AVアンプで聴くよりは満足できる音なので及第点です。
心残りもいくつかありますが、それは今後の楽しみにしたいと思います。

今回は以上です。

以下の記事も参考にしてくださいませ。

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