小型プリメインアンプ選び マランツ M-CR611、DENON DRA-100

amahikasです。
今年の最重要課題である自宅での小型スピーカーオーディオシステム構築も順調に進んでいます。
今回は先行してスピーカーから選んでいますが、小型スピーカーを買うことはほぼ決まりましたので、プリメインアンプもそろそろ真剣に選びたいと思います。

小型のスピーカー候補が思っていた以上にいいラインナップになってきたので、プリメインアンプ選びも悩みますね。
プリメインアンプは音質やパワーもさることながら機能で悩んでいます。
単純に音だけで選ぶのは簡単なんですが、AirplayといったWi-FiやBluetooth接続もできると非常に嬉しいんですね。
ということで、まずは選定条件から整理していきたいと思います。

選定条件

今回探しているのは以下のような製品です。

  • 小型省スペース
  • 音はそこそこ
  • MacとUSBで接続が可能
  • 無線でも接続可能
  • ヘッドホンアンプとしても使えると尚可

最初はBluetoothスピーカーでもいいかなと考えていたのですが、小型のスピーカーを買うとなるとこれらの機能はアンプに任せるしかないので、アンプ選びが難しくなりました。
通常のプリメインアンプにApple TVやBluetoothレシーバを接続するという手もありますしね。

候補

アンプの候補ですがスピーカーと同様に現時点では絞り込みが甘いです。
スピーカーは試聴を重ねて良い感じに絞り込めてきましたが、アンプはまだ支離滅裂な候補群になってるなと我ながら思います。

  • MARANTZ M-CR611
  • Olasonic NANOCOMPO NANO-UA1a
  • INTEC R-N855
  • DENON DRA-100
  • DENON PMA-50
  • ヤマハ WXA-50

現状、こんな顔ぶれを候補にリストアップしています。
当初は小型省スペースを優先していたのですが、AVアンプを収納しているラックに収めても良いことになってきたので、多少はサイズアップしても良くなってきました。
試聴に妻を連れて行ったのは大正解でした。(笑)

MARANTZのCR611は全部入りの製品として評判が良いです。
CDを再生することもできますし、Wi-FiやBluetooth、FM/AMラジオ、dlnaとなんでもござれです。
OlasonicのNANOCOMPO NANO-UA1aはUSB接続が可能で、且つ小型省スペース。
今回もっとも有力と考えていた製品ですね。
DALIと相性が良いといわれているDENONのDRA-100、PMA-50も今回の条件に合う製品です。
DRA-100はUSBとAirplay、Bluetoothが可能。PMA-50はUSB-DACとBluetooth接続が可能です。

ヤマハのWXA-50とINTECのR-N855もUSB、Airplay、Bluetoothが可能となっています。DRA-100の対抗馬です。
おそらくこの3機種が私の求める製品に近いんだと思いますが、価格とサイズにバラつきがあるのでこれと言った決定打がありません。
また、出てくる音も微妙に違うんだろうなと想像しています。

試聴環境

アンプの試聴はスピーカー以上に難しかったです。
伝統的なプリメインアンプであればある程度同じ環境で試聴ができるのですが、今回私が候補としている製品はそれぞれの環境で聴くしかありません。

そんな中で可能なかぎり、アンプとiPhone 7 PlusをBluetoothで接続をして聴きました。
中には店頭の試聴用CDで聴いた製品もあるのでちゃんと聞き比べることはできませんでしたが、これは仕方がないです。

試聴結果

DENON PMA-50

PMA-50

小さなボディーに似合わずなかなかパワーがあります。
音はリスニング向けというよりも解像力が高く、モニターとして使うのに適してるように感じます。

仕様ですが、DSD 5.6 MHz と PCM 192 kHz / 24 bitまで対応したUSB-DAC機能、Bluetooth接続(apt-x)と必要最低限を備えています。
Apple製品を多用する私にとってはAirplayがあると良かったんですが、店頭で試聴をしたかぎりではBluetooth接続でもなんとかなるかなという印象でした。
USB-DAC機能もついてますし、デスクトップオーディオとして使えるサイズは魅力的です。

DALIのMENUETやOPTICON 1を使ってDRA-100と聞き比べてみた結果、パワー不足が気になりました。今回はAVアンプを入れているラックに収納することが決まったので15畳程度のリビングで使うことになります。
デスクトップや6畳程度の部屋で使うには十分と感じますが、リビングだとややつらいかなと感じました。
また、夜間に小音量で聴くときにはDRA-100のほうがいいと感じました。

DENON DRA-100

DRA-100

PMA-50の上位機種です。
デザインと音についてはPMA-50と同じ流れにあります。
特に音のほうは余計な着色をせずに素直に鳴らしていて好印象でした。
今回選定したスピーカーのDALI MENUETは少しリスニング寄りの製品なので相性もいいと感じました。

仕様的にPMA-50と異なるのは有線と無線LANに対応しているところです。Airplayを多用する私にとってはありがたいです。
DSD 5.6 MHz と PCM 192 kHz / 24 bitまで対応しているのは一緒ですが、USB-DAC機能はありません。また、Bluetoothはapt-x非対応です。
BluetoothについてはAirplayがあるので問題ないのですが、USB-DAC機能がないのは残念です。まあ、メーカーとしてはPMA-50はデスクトップ、DRA-100はリビングで使うことを想定しているのでしょうね。

嬉しい機能としてはSpotify Connectが使用できます。
Spotify Connectに対応していると、選曲などの操作はiPhoneやパソコンで行いつつも、音楽データはDRA-100がインターネットから受信をします。
Spotify Connect非対応の場合は、iPhoneやパソコンで一度音楽データを受信してからAirplayやBluetoothでアンプに送信をするので音質劣化や遅延の原因になり得ます。
音質に多大な影響を与えるとは思いませんが、家庭内LANの通信を節約できるのは嬉しいところです。特に最近は無線LANの通信量が増えてきて無線ルータが能力不足になることも多いですからね。

前述した通り、音の傾向はPMA-50と同じでした。
異なると感じたのはパワーです。
今回はリビングで使うことにしたのでUSB-DAC機能よりも無線LAN(Wi-Fi)機能のほうが使い勝手は良さそうです。
ということで、DENONを選ぶならPMA-50ではなくDRA-100を選択することにしました。

MARANTZ M-CR611

M-CR611

DENONの他に気になっていたのはMARANTZのM-CR611です。
発売当初から話題になっていた製品で評判も良いですね。

まずは音ですが、残念ながらMENUETで試聴をすることはできませんでした。
MARANTZなのでB&Wのスピーカーが接続されていることが多いですね。(笑)
試聴をしたのは686S2との組み合わせです。
686S2は以下の記事でDRA-100と試聴をしました。

自宅用小型スピーカー選び その2 DALI Opticon1MH、ZENSORシリーズ、B&W etc
いい音を聴いてきちゃってホクホクのamahikasです。 いやぁ、いい音を聴くとそれだけで幸せな気持ちになりますね。ちょっとテンションも...

正直、DRA-100と686S2の組み合わせはあまり良くないなと感じたんですが、M-CR611との組み合わせは良好でした。
音はややリスニング寄りですが、必要以上に着色されていない素直な音と感じました。
M-CR611はDRA-100に比べてもう少しリスニング寄りな傾向にあるんじゃないかと思いますが、MENUETとの相性はいいという印象でした。

仕様ですが、DSD 2.8 MHz と PCM 192 kHz / 24 bitまで対応しています。
Bluetoothはapt-x非対応ですが、有線LANと無線LANに対応しています。ここはDRA-100と同じような仕様になっています。
USB-DAC機能がついていないのもDRA-100と同じです。ただし、iPhoneを接続して充電しながらiPhoneの曲を聴くことができるのはDRA-100と同一です。
さらにCDとAM/FMチューナーを装備しています。前述のSpotify Connectにも対応しているので、DRA-100よりも豪華になっています。

まとめ

結論から言うとM-CR611を選びました。
理由は単純で音質や機能、仕様に大きな差は感じられなかったので価格で選びました。
今回の予算は15万円だったのですが、スピーカーにDALIのMENUET(約10万円)を選んだのでアンプには5万ほどしか残りませんでした。(笑)
DRA-100だと1.5万ほど超えてしまうので今回はちょうど15万におさまるM-CR611にしたというわけです。
それと今回選んだ製品に不満があれば、買い換えることも考慮しているので、価格を抑えたかったという思いもあります。

現時点で気になっているのはTEACのAL503です。
マランツのHD-AMP1も前から良いなと思っている製品ですが、無線に対応していないんですよね。
最近、iFi-Audioからnano iONEという面白い製品も発表されましたし、Mojo Polyと言った製品も出てきます。

» nano – iOne |

こういう製品があれば普通のプリメインアンプに接続するだけでUSB-DAC機能やBluetooth接続が可能になるので将来的には選択肢も増えるかなと思います。
apt-x HD対応製品も今年は増えると予想していますので、まずは今回選んだDALIのMENUETとMARANTZ M-CR611で久しぶりにスピーカーオーディオを楽しんで後のことはゆっくりと考えたいと思います。

今回は以上です。

以下の記事も参考にしてくださいませ。

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