使い勝手の比較
次に使い勝手について比較をしていきましょう。
使い勝手で違いを感じているのは以下の点です。
- 音量ホイール
- 本体の材質
- ケースからの出しやすさ
- Playlistの認識
#2と#3は同じホイール式ですが、#2のほうが出っ張っていて、#3はうまく本体の裏に隠してあります。どちらもホイールが同じくらいの軽さです。
誤操作を心配しましたが、どちらもポケットに入れていても間違って音量を変えてしまうことはありませんでした。
見た目は#3のほうがすっきりしていますが、#2のほうが音量は変えやすいです。#3は本体の裏に隠れている分、ポケットに入れているときはホイールを認識しづらいんですよね。
本体の材質ですが、見た目は#3のほうが高級感があって好きですが、#2のほうは傷がつきにくい素材とデザインになっているのが好感です。
携帯して使うなら#2がいいですね。#1もいいんですが、#2のほうが見た目がいいです。
#2はOPUSシリーズの中でもっともケースから出しづらいです。(笑)
これは意外でした。
残念ながら#2はm3u形式のPlaylistを認識しません。Playlistファイルがあることは認識していますが、Playlistの中にある曲までは認識できないようです。この仕様は#1と一緒ですね。
ただし、#2はファームウェアver. 1.02.00からAndroidアプリをインストール出来るようになりました。これで機能面でも#3と一緒になりましたので、私にとって#2と#3は使い勝手の面でほとんど差がなくなったと言っていいでしょう。
まとめ
OPUS #2と#3の聞き比べを行いました。
パワーははほぼ一緒で、同じ音量で同じように聴くことができました。OPUSシリーズでいうと#1が若干出力が低くて、#2と#3は同等ということですね。
音質については感想の通りです。#1と#3は違いを聞き比べるのに苦労しましたが、#2と#3はわかりやすいです。ただし、#2のレビューを書いてるときは#3と結構違うなと感じたのですが、こうして聞き比べてみると思っていたよりも違いは感じませんでした。
#2もOPUSシリーズの特徴を受け継いでいるということなのでしょう。
その上で、#2の特徴を言うとシリーズの中でもっともシャープで輪郭がはっきりとした音になっています。量感よりもキレを重視しているように感じました。
だからといってモニター的な音にはなっていなくて、聞き比べるとCayin i5 DAPのほうがモニター的な音に感じます。前述の通り、あくまでもOPUSシリーズの中でもっともキレがあるというだけで、他社製品に比べればリスニング寄りの音になっています。
解像力や音場については違いを感じませんでした。縦のレンジの広さもほぼ一緒ですね。
曲によっては高域が主張するように聞こえるので、#2のほうが高域が開放的と感じましたがわずかな差です。
#1と#3の聞き比べ記事にも書きましたが、#1、#2、#3と音質面での性能の違いはほとんど感じませんでした。わずかながら#1は高域の主張が少ないくらいでしょうか。
よって、自分の好みや経済事情を考慮して選ぶのがベストではないかなと考えます。
使い勝手についてはOPUS #2がAndroidアプリのインストールに対応をしたのが大きいですね。これで#3と同じように使うことができます。
個人的にはこの勢いで#2も#3もGoogle Playに対応してくれるとありがたいです。
欲張りすぎですかね。(笑)
今回は以上です。
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