DENON 密閉型ヘッドホンAH-MM400EMファーストインプレッション

ヘッドホン
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愛機のDT 1770 PROを修理に出していて寂しいamahikasです。
前回はDT 1770 PROの穴を埋めるべくFocalのSpirit Classicを試聴しました。
良い製品だったものの中域の量が少ないのと価格が高いので即決とはなりませんでした。
何か他に良い製品はないかなとWeb上で探したり、自分のブログの過去記事を読んだりしていたところ、以下の記事を発見しました。

2015年ヘッドフォン選び まとめ DT 1770 PROとAH-MM400
2015年ヘッドフォン選びも終了しましたので選考過程や各製品の印象、結論に至った理由をまとめておきたいと思います。今回の条件自宅ではほとんどスピーカーから音楽を聴きますが、外ではヘッドフォンを使うことがほとんどです。 ここ数年はイヤフォンや

そうでした。DENONのMM400を買おうと決めていたもののカスタムIEMのVision Ears VE5を購入したりしてすっかりと忘れていました。これはいけませんね。

慌ててMM400の試聴に行ったところ、満足のできる音だったので購入をすることになりました。
DT 1770 PROが返ってくるまで99 Classicsとともに頑張ってもらおうと思います。

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音質

MM400を試聴していた頃に比べると、再生環境がiPhoneからCayin i5 DAPに変わりました。
極端に悪くなることはないだろうと思っていましたが、前に試聴をしたとおりの音で安心しました。

MM400は全体的にリスニング寄りでウォームな製品ですが、B&WのP7や99 Classics、MH40に比べると高域の量が多いのが特徴です。
中音域と低音域はウォームではありますが、99 ClassicsやP7ほどではありません。
よって、全体的にクリアでさっぱりとした聴感を得ることができます。
もっともこれは私が濃いめの味つけを好むからであって、味つけが少ない製品でもっとさっぱりとした製品はたくさんあります。

プレーヤーをiPhoneからCayin i5 DAPに変えたのでよりさっぱりとした傾向は強くなっているように感じます。
iPhoneは中音域と低音域が多く、ウォームな傾向にありますからね。

解像力はDT 1770 PROほど高くないものの99 ClassicsやP7よりは高いです。
濃厚な味つけがない分、音源を細かく聴くには適してると思います。
音場の広さや立体的な表現はP7や99 Classicsほどではないですが、DT 1770 PROと同等か、少し広めだと思います。
ただ、高音域の量が多いので開放的ということについては99 Classicsよりも優れています。

この高音域のおかげで99 Classicsとの併用も可能になるなと判断しました。
99 Classicsがくどいと感じたらMM400は口直しをするのにちょうど良いですね。
DT 1770 PROとの比較だとMM400のほうがウォームです。
解像力や縦のレンジはさすがに1770にかないませんが、1770が戻って来ても併用は可能かなと思います。

遮音性、音漏れ、装着感

音漏れは妻に確認をしてもらいました。
私が所有している密閉型のヘッドホンでは一番音が漏れます。
最近の製品だとP7、99 Classics、DT 1770 PRO、MM400の順で音漏れはしないです。
電車の中では必然的に音量を絞っています。

イヤーパッドも私が所有している製品の中ではもっとも小さいです。
ここはもう少し大きくてもいいかなと感じます。
上位機種のD7100のイヤーパッドに交換をする強者もいるようですね。(笑)

装着感は良好です。P7ほどではありませんが適度な側圧があります。
99 Classicsと1770のほうが側圧は緩いですね。

次ページに続きます。

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