iPhone X 購入5ヶ月後のレビュー

iPhone Xを購入して五ヶ月が経ちました。
すでにいろんなレビューが出回っていますが、個人的に感じたことを書いていきたいと思います。

iPhone Xを五ヶ月ほど使ってみて、大きな不具合はないですし、個人的に重視している処理速度も上がっているので満足しています。
Apple社にとってiPhone Xは初のOLED採用端末でTouch ID(ホームボタン)をなくすという大胆な変更が注目されました。
いつものiPhoneよりも発売日を遅らせるという異例の措置もあったので、iPhone XはiPhoneマニアや新しもの好きのためのお試し端末なのかなと思っていましたが、意外と問題なく使えることに驚きました。
私としてはもっと大きな不具合があると予想していましたのでね。(笑)

本題に移る前に簡単に私の自己紹介をしておくと、初めて買ったスマートフォンはVodafone(現ソフトバンクモバイル)から発売されたNokiaの702nkです。
イーモバイルのem・one、s21ht(HTC Touch Diamond)でWindows Mobileを体験し、Xperia Arcで初めてAndroidを使いました。iPhoneを初めて使ったのはiPhone 5からです。
詳細は以下の記事を参考にしてくださいませ。

私の携帯遍歴を紹介します。スマートフォンも含みます。 キャリアはJ-PHONEからスタートしてHTC EVOを買ったときに初めてソフトバン...

iPhone Xの良い点

まずはiPhone Xの良いと感じている点から書いていきます。

Face ID(顔認証)

Face IDについては良い点と悪い点がありますので、悪い点については後述します。
Face IDを採用し、Touch ID(ホームボタン)をなくしたことによって使い勝手が大きく変わりました。特に変わったのは、「画面ロック解除」「アプリの切り替え」などですが、これらの動作がとても良くなったと感じています。
Touch ID(ホームボタン)に大きな不満はありませんでしたが、唯一の不満点は手が汚れていたり、濡れている時に指紋認証が正常に機能しないことでした。例えば、雨の日や汗をかいてるときに不便を感じていました。
Face IDではマスクをしないかぎり、画面ロックを解除することができます。認証の速度もTouch IDとさほど変わらないのでストレスが少ないです。私の場合は、違和感なく移行できました。

Touch ID(ホームボタン)の使い勝手に飽きてきたというのもありますが、画面下部を中心とした使い勝手はとても快適です。特に片手でiPhoneを使うことのが多い方は同じように感じるんじゃないかなと思います。アプリの切り替えやホーム画面に戻るときの動作は従来のiPhoneよりもiPhone Xのほうが操作がしやすくて洗練されていると思います。

サイズ

iPhone 6 Plusが発売されてからPlusシリーズを使ってきました。
Plusシリーズが発売される前まではiPhoneとiPad miniを併用していたんですが、iPhone 6 Plusのおかげで端末をひとつにすることができました。
とはいえ、Plusシリーズは少々大きすぎると感じていました。特に電車の中で片手で使うのに快適とは言えませんでした。

iPhone Xは私の手にちょうど合うサイズです。また、画面下部を中心に使うので、ほとんどの操作は片手でも容易にできるようになりました。

OLED液晶とカメラ

iPhoneで初採用となるOLED液晶ですが、噂どおりに黒がより黒く見えます。視覚的に前に使っていたiPhone 7 Plusでも不満はありませんでしたし、それほどこだわっているポイントではないのですが、より良くなってると感じました。
黒がより黒くなったことで他の色も映えますね。

OLED液晶の弱点と言われる直射日光下での視認性ですが、今のところはこれまで使ってきたiPhoneよりも悪いとは感じません。
ただし、これから直射日光の下で使う場面が増える季節になるので、評価は悪いほうに傾くかもしれません。

OLED液晶で見ると写真がよく見えるので、カメラの善し悪しは判定がしづらいところです。
ただし、ズームをしたときにノイズが乗ることが少なくなりました。
iPhone 7 Plusまでだと2倍までズームするとノイズが乗ると感じましたが、iPhone Xは2.5倍くらいまでズームをしても自然なままに写真を撮ることが出来ます。

どこまで参考になるかわかりませんが、iPhone Xで撮影した写真を貼っておきます。

iPhone Xの悪い点

画面上部の切り欠き

散々、批判をされている画面上部の切り欠きですが、私も否定的です。
しかし私の場合、デザインがイヤというよりも画面上部の情報量が減ったことに不満を感じています。
個人的に画面上部のバーに表示したいのは電波強度とバッテリーの残容量、時刻です。
時刻に関してはiPhone Xでも問題ありません。電波強度は電波強度アイコンよりも数値で見たいのですが、電波強度アイコンでも我慢できます。
我慢できないのはバッテリーの残容量ですね。小さなアイコンで視覚的に見せられてもよくわからないので、数値で見ることができるオプションも用意して欲しいと思います。
iPhoneを使っている全員がバッテリーの残容量を数値で見たいと思っているわけではないと思うので、選択肢を与えてくれるだけで十分です。

価格

iPhone Xが敬遠されている理由として価格が高いというのが一般的だと思いますが、ここは私も賛同します。
同じ時期に発売されたiPhone 8やiPhone 8 Plusよりも高価なだけでなく、歴代のiPhoneよりも高価です。
前述の通り、個人的に今回のiPhone Xは実験的な端末なのかなと思ったので、ある程度高くてもiPhone 8 PlusではなくiPhone Xを選択しようと思っていましたが、少し高すぎたようですね。

画面サイズと操作性

iPhone Xは従来のiPhoneに比べて画面サイズが縦長になりました。画面を見る上で、縦長になったのはさほどデメリットではないのですが、使い勝手は悪くなりました。
特に画面上部から下にスワイプをする操作についてはかなり使い勝手が悪いです。

先ほど画面下部を中心とした操作性を褒めましたが、これまで便利に使ってきたコントロールセンターの使い勝手は悪いです。操作性についてはここが唯一の不満点です。
コントロールセンターだけではなく、他のアプリについても画面上部をタッチするのは容易ではありません。iPhone 7 Plusでも画面上部は操作しづらいのですが、iPhone Xはさらに使いづらくなったというのが正直なところです。

Face ID(顔認証)

先ほど褒めたFace IDですが、悪い点もあります。
顔認証が届く範囲が限定されています。iPhone Xを顔に近づけないといけないですし、角度も重要です。机に置いたままだと正しく認証されず、パスコードを入力することになります。
私は机にiPhoneを置いてパソコンの前に座ることが多いので、結構不便です。
この不便を解消してくれたのはワイヤレス充電が可能なiPhoneスタンドです。

ワイヤレス充電はiPhone XとiPhone 8から可能になりました。
ワイヤレス充電にはそれほど期待していませんでしたが、スタンドにおいて充電がされるのは意外と便利でした。
充電速度が遅いという難はありますが、ケーブルを接続するよりも手軽なのでよく使用しています。

イヤホンジャックがない

しつこいんですが、言い続けます(笑)
イヤホンジャックがないのは本当に不便ですね。
iPhoneからイヤホンジャックがなくなってからDAP(デジタルオーディオプレーヤー)に移行をしたので、今ではほとんどiPhoneで音楽を聴かないのですが、手軽に聴きたいときにはiPhoneが便利です。しかし、いちいちLightning – 3.5mm イヤホン・ヘッドフォンジャックアダプタを出すのが面倒。Bluetoothイヤホンを使えばいいのでしょうけど、ペアリングもひと手間かかります。

さらに不便だなぁと感じるのは移動中に電話がかかってきたときです。iPhoneにイヤホンジャックがあったときは、そのまま電話に出てイヤホンで声を聞いてました。雑踏の中にいるときでも相手の声がはっきりと聞こえるんですよね。iPhoneを耳元にあてるよりも楽で良かったです。それとイヤホンをDAPに挿していてもiPhoneにサッと付け替えるだけでした。

皮肉なのはAndroid端末メーカーの一部がiPhoneと同じようにイヤホンジャックをなくす方向に進んでいますが、せっかくiPhoneと差別化ができるいいチャンスなのにもったいないなと思ってしまいます。

最近はスマートフォンってなんだったっけと考えることが多いですね。

終わりに

細かな不満点はあるもののiPhone Xには満足しています。
特に画面下部を中心とした操作はとても気に入っています。これから発売されるiPhoneがどのようになるかはわかりませんが、個人的にはすべてのiPhoneがFace IDを採用し、iPhone Xと同じUI(ユーザーインタフェース)になると良いなと思っています。

iPhone Xの国内シェアはかなり悪くてiPhone 8/Plusと比較すると20%程度だそうですね。iPhone 8/Plusが5台としたらiPhone Xは1台という計算になります。北米ではもう少し割合が高いようですが、失敗作と捉えられても仕方のない結果となっています。
よって、現状でiPhone Xを手放しに薦めるのは厳しいのですが、今年に発売されるであろう新iPhoneがiPhone Xの要素を取り入れつつ、弱点をうまくカバーしてくれたらなと思います。
価格的な面で敬遠されているとも思いますので、コストも抑えたいところです。

スマートフォンってなんだったっけという話しもしました。
私にとってスマートフォンは「持ち歩き可能なパソコン」と同意です。もちろんパソコンでできることがすべてできるわけではありませんが、かなり多機能であったフィーチャーフォン(ガラケー)よりも快適にパソコンでできることを実現したと感じています。
進化をすることは重要ですし、変化をもたらすことも重要です。しかし、イヤホンジャックをなくしてBluetoothを強要するのはちょっと違うかなと思います。

今回は以上です。
以下の記事も合わせて参考にしてくださいませ。

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