楽天モバイル Rakuten UN-LIMITをNetgear AC797-100JPSで使ってみた

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amahikasです。

Rakuten UN-LIMITとは

Rakuten UN-LIMITとは楽天モバイルが始めたMNOサービスです。いわゆる格安SIMを提供するMVNOサービスと違って、MNOは自前の通信網を保有する通信事業者となり、docomo、au、softbankと同列のサービスです。楽天モバイルはすでにMVNOサービスを開始していますが、MNOも2020年4月から開始しました。第四の移動体通信キャリアとして注目されています。
ちょっとわかりづらいのですが、楽天モバイルという会社が提供するMVNOサービスのサービス名は「楽天モバイル」でMNOサービスは「Rakuten UN-LIMIT」と分けて考えましょう。
もっともMVNOサービスの「楽天モバイル」は4月7日を持って新規申し込みを停止しています。今後は「Rakuten UN-LIMIT」一本に絞っていくということですね。

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プラン

プランはシンプルにひとつだけで、月額2980円です(現在はキャンペーン中で一年間無料)。楽天回線を使う分には容量無制限(ただし混雑時は帯域制限あり)で楽天回線のエリア外ではパートナー(au)の回線を使用します(ローミング)。パートナーの回線を使用する場合は、月に5GBという制限があり、5GBを超過すると1Mbpsまで速度が落ちます。サービス開始当初、パートナー回線の容量は月に2GBまででしたが、4/22から5GBに増量されました。海外(指定66の国と地域)でも使用することが出来ますが、月に2GBの制限があります。なお、国内ローミング、海外ローミングともに1GB/500円です。通話のほうはRakuten Linkというアプリを使えば無料で何時間でも通話が出来ます。Rakuten Linkを使わない通常の通話は「20円/30秒」です。SMSについてもRakuten Linkアプリを使えば無料ですがRakuten Linkを使わない通常のSMSは「3円/70文字(全角)」となります。

プランの詳細は以下を参考にしてください。

Rakuten UN-LIMIT | 楽天モバイル
楽天モバイル料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」。300万名様対象で月額2,980円が一年無料。楽天回線エリア完全使い放題、Rakuten Linkアプリで国内通話かけ放題。海外でもおトクに。

Rakuten UN-LIMITのエリア内でデータ通信を主に使う場合は良い選択肢になると思いますが、楽天回線エリア内かどうかがポイントになりますので、エリアを以下から確認してみてください。

通信・エリア | 楽天モバイル
楽天モバイルの通信エリア(サービスエリア)を、地図や検索でご確認いただけます

申し込み方法

以下のサイトから申し込みが出来ます。

Rakuten UN-LIMIT | 楽天モバイル
楽天モバイル料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」。300万名様対象で月額2,980円が一年無料。楽天回線エリア完全使い放題、Rakuten Linkアプリで国内通話かけ放題。海外でもおトクに。

新規かMNPか

申し込みは新規かMNPを選択できます。私は主回線がauなので、Rakuten UN-LIMITは副回線として使用するつもりです。よって、今回は新規契約にしました。人によって事情が違うため、自分に合う申し込み方法を選びましょう。
私見ですが、まだどの程度の通信品質なのかは不透明なので主回線として使用するのはお薦めしません。頻繁に通信と通話をしない場合は、主回線でもOKと思います。

端末込みかSIMのみかeSIMか

次にプランを選択するんですが、「端末+SIM」、「SIMのみ」の二つから選ぶことができます。SIMのみの場合は、Rakuten UN-LIMITのSIMに手持ちの製品が対応しているかを調べましょう。今のところ、楽天モバイルで購入できる製品くらいしか対応していないようで、今後の拡大に期待してます。
SIMはeSIMにも変更可能です。eSIMにも対応端末があるので事前に対応端末を調べておきましょう。ちなみにeSIMへの変更には3000円がかかります。
端末込みにする場合は、楽天モバイルで購入できる端末から選びます。Galaxy、Xperia、Aquos、Huawei、OPPOといった端末がラインナップされているので他社と比べても遜色のない品揃えかなと思います。とは言え、もう少し楽天モバイルにない端末でも使えるようにして欲しいですね。

オプションの選択

オプションサービスは必要に応じて選択します。私はこの手のオプションはあまり利用しないのですが、テザリング(無料)、スマホ交換保証プラス、データチャージなど必要なものはだいたい揃っています。

詳細は以下のサイトを参考にしてください。

オプションサービス | 楽天モバイル
楽天モバイルの安心・便利なサービスや機能をご紹介します。目的やご利用方法に合わせてお選び下さい

設定方法

設定方法は端末によって異なります。ここではNetgearのAC797-100JPSというモバイルルーターを使って説明をします。なお、AC797-100JPSはSIMフリー対応製品ですが、Rakuten UN-LIMITの対応製品ではありません。最初はAPNの設定がどうにもうまくいかなかったのですが、調べていくうちに設定しているAPN情報が違うとわかったため、再度挑戦をしたら問題なく接続ができました。

初期設定ですが、AC797-100JPSには工場出荷時に設定されているWi-Fiがありますので、まずはパソコンを使ってAC797-100JPSのWi-Fiに接続します。ブラウザで「http://192.168.1.1」にアクセスするとAC797-100JPSの設定画面にアクセスすることが出来ます。

概要メニュー

AC797-100JPSの設定画面にアクセスすると、まずは概要メニューが表示されます。月間使用量の確認、課金開始日の設定が可能です。

APN設定画面

APNの設定画面です。APNが二つ設定してありますが、上のAPN設定は失敗で、下のAPNが接続に成功した設定です。APNの設定をするには「設定」→「ネットワーク」→「APN」と進んでください。

Wi-Fi接続画面

Wi-Fiの接続画面です。2.4GHz、5GHzのSSIDをそれぞれ設定することが出来ます。画面下部には現在接続している端末が表示され、アクセスを制御したり、コンテンツフィルターの設定をすることが出来ます。

Wi-Fiオプション画面

Wi-Fiのオプション画面です。2.4GHz、5GHz、デュアルバンドを選択することが出来ます。ゲストWi-Fiもここで設定が可能です。

設定一般画面

設定一般画面です。言語設定、モバイルルータ本体の画面の明るさ、スリープ設定などが出来ます。

ソフトウェアとリセット画面

ソフトウェアとリセット画面では設定のダウンロード/バックアップ、工場出荷時の設定に戻す、ソフトウェア更新などが可能です。

設定ネットワーク画面

ネットワークの設定画面です。国際ローミングを有効にすることが出来ます。

設定ルータ画面

ルータに関する設定画面です。LAN側のIPアドレスを変更したり、DHCPのレンジを設定することが出来ます。他にも「ポート転送」「ポートフィルタ」の設定が可能です。   

設定端末情報画面

最後に設定メニューにある端末情報の画面です。AC797-100JPSのMACアドレス、IMEI、モデルとファームウェア、本体温度、バッテリーの状態を確認することが出来ます。
他にもWi-Fiのステータスとネットワークの状態が表示されます。注目したいのはネットワーク状態です。現在のラジオバンドが「LTE B3」、ローミングは「False」、ネットワークは「Rakuten」となっています。このことからRakutenのLTE B3(バンド3)に接続していることがわかります。例えば、楽天モバイルのエリアから外れてローミングをした場合は、ローミングが「True」、ネットワークが「au KDDI」などになるのかなと思います。

AC797-100JPSとiPhone 8

AC797-100JPSとiPhone 8です。AC797-100JPSの液晶にはWi-Fi、端末、通信量などの情報も表示することが出来ます。ブラウザから接続すれば設定は簡単でした。実際に外で使ってみての感想ですが、本体上部右側にあるLEDインジケーターが電波の状態を示してくれます。青色で点滅すれば電波をつかんでることになります。オレンジに点滅する場合は、圏外です。

回線品質

横浜市内から15時頃にテストをしました。まだ利用者も少ないですし、人口密度が高い場所ではないため、参考程度にしかなりませんが、二台のパソコン(WindowsPCとMacBook Pro)を接続して使う分には快適でした。

通信速度テスト

前述の通り、まだ始まったばかりのサービスなので過信は出来ませんが、エリアを拡大し、利用者が増えてもこの程度の回線質なら私は主回線として使うと思います。LTEに移行してからauを使ってる期間も長いのでauのLTEには一定の信頼を置いています。Rakuten UN-LIMITのエリア外でもauの回線につながるなら安心です。

Rakuten UN-LIMITのエリア

先日、外出をする機会があったので、エリアを確認してきました。NETGEARのAC797SはRakuten UN-LIMITの正式対応端末ではないからか、国内ローミングが出来ませんでした。国際ローミングを有効にする設定項目はあるのですが、国内ローミングはありません。よって、純粋にRakuten UN-LIMITのエリアを知ることが出来ます。

エリアを確認したのは横浜から東京の新橋、虎ノ門エリア間で、使用路線は東急東横線です。横浜駅周辺は電波が入りますが、地下に潜ると圏外です。白楽駅近辺、田園調布から中目黒駅は電波が入りましたが、白楽を過ぎてから多摩川あたりまではNGでした。
その後、日比谷線に乗り換えて神谷町で下車。神谷町から新橋、虎ノ門方面まで歩いたのですが、神谷町、虎ノ門、新橋周辺は問題なく電波が入りました。
思っていたよりもエリアは狭いですが、都内や横浜駅周辺では快適でした。地下はまったく入りませんでした。国内ローミングが出来る端末であればもっと使い勝手は良いのでしょうね。

ちなみに国際ローミングを有効にしても国内ローミングは出来ませんでした。

Rakuten UN-LIMITのメリットとデメリット

メリット

  • 安価
  • 最低利用期間無し
  • 契約解除料は無料

楽天モバイルの回線を使ってるかぎりは、月額2980円でデータ通信が無制限というのはMVNO(格安SIM)サービスと比較しても魅力的です。エリア外でローミングをしても5GB/月までは使えるので、現状で5GB/月も使わないという方にもお薦めできます。
個人的には最低利用期間がないのもプラスです。前に使っていた3ヶ月から6ヶ月くらいの最低利用期間があってもいいと思っていますが、ないならないでユーザーとしては使い勝手が良いです。また、契約解除料も無料なのでやめたくなったらいつでも余分な費用をかけずにやめられるのは素晴らしいの一言です。「そこまでしていいの?」と思いますが、まさに私が待ちに待ったサービスと言えるでしょう。

デメリット

  • エリアが狭い
  • ローミングは5GB/月

それでもエリアが狭いのはデメリットです。3キャリアが長い年月をかけて作り上げてきたネットワークをそう簡単に作るのは難しいだろうと思っていましたが、やはり楽天といえども3キャリア並みにエリアを広げるのは無理でした。しかし、足りない部分はauの設備を借りることによってまかなっているのはむしろ好感です。穴だらけのアエリアで無理にサービス開始しなくて正解だと思います。
エリア外の通信だと5GB/月が上限となり、それ以降は1GB/500円のデータチャージを購入する必要があります。これはデメリットでもありますが、月に5GBも使わないユーザーなら気にならないと思います。私の場合、日常の生活圏はエリアに入ってるのでこのデメリットは気になりませんでした。

まとめ

まだ始まったばかりのサービスなのでもう少し時間が経たないと判断は出来ませんが、そのために一年間は無料としたのでしょうね。簡単な決断ではありませんが、大胆且つうまいと思います。私はこれから一年間使ってみて、継続するかを決めます。
ポイントになるのは10Mbps程度の速度を常に保てるかどうかです。IIJ mioからauに戻したのは、朝の通勤時間帯や昼間のオフィス街で1Mbps前後まで落ち込むことが多々あったからです。さすがに今のスマートフォンが使う通信量だと1Mbps前後は厳しいです。混雑時に10Mbpsとまではいかなくても5Mbps程度ならストレスなく使えるのではないかと思っています。
エリアの拡充にも期待してますが、利用者が増えたときの設備増強にも期待したいです。

モバイルルーターのNetgear AC797-100JPSは悩むことなく設定が出来ました。液晶に必要な情報も表示できるので満足してます。外出する機会が激減してるのが心配ですが、外に出るときは必ずAC797-100JPSも持っていってRakuten UN-LIMITの使い勝手を試そうと思います。

今回は以上です。

コメント

  1. Matha03 より:

    非常に参考になる記事をありがとうございます。AC797と楽天アンリミットの組み合わせで自宅固定回線のWimaxの代わりにできるかを考えていましたが、試してみようと思います。

    • amahikas より:

      Matha03さん、ご丁寧にありがとうございます。
      今のところ移動中の使用はお薦めできませんが、自宅用なら悪くない選択肢だと思います。しかも現在がWiMAXならなおさら試すのに良いと思います。楽天が販売してるモバイルルータも安価なのでちゃんとした対応済みのモバイルルータを買うのが良いと思いますが、すでに手元にAC797がある場合は、今のうちに試すのがいいですね。

      • matha03 より:

        ご返答ありがとうございます。楽天モバイルで対応済みとして売っているルーターは同時接続台数が私には少なかったため、接続台数が充分なAC797の購入を検討しておりました。現在、Wimaxを使っており同時接続端末が16台以上が必要なのですが、その場合はAC797がベストな選択言えますでしょうか?ちなみにルーターを持ち歩くつもりは無いので据え置きタイプでも問題ありません。もしよろしければアドバイス頂ければ大変ありがたいです。

        • amahikas より:

          matha03さん、
          市販されているモバイルルーターや据え置きタイプのLTE対応無線ルーターに詳しいわけではないのですが、価格.comなどに出てくる製品で比較をしてみました。
          おっしゃる通り、同時接続台数は10程度の製品が多いのですね。そうなるとmatha03さんの使い方だと接続台数が32台のAC797を選ぶのは自然なことと思います。
          据え置きタイプではNECがAterm HT100LNとHT110LNを発売してますが、docomo、au、SB用となってるので、楽天では使えなさそうですね。ネットギアもOrbi LTE(LBR20)という製品を準備中のようです。接続台数が多い場合は、本体内の通信効率がいい据え置きタイプをお薦めしますが、あまり一般的ではないからか製品の数が少ないですね。

          長くなりました。
          まとめると現状ではAC797がいいかと思います。将来的には5Gが復旧すれば据え置きタイプも選択肢が増えそうなので、機を見て移行という感じでしょうかね。
          しかし、WiMAXで16台というのもなかなかすごいですね。

          • matha03 より:

            amahikasさん、
            丁寧にご回答頂きありがとうございます。また、わざわざ調べて頂き申し訳ありません。感謝です。やはり、現時点ではAC797が良さそうであることがよく分かりました。しかし、どこを見ても在庫が少なそうですね。

            いきなりWimaxから移行するのも不安なので、しばらく併用してみようと思います。ちなみに現在使っているWimaxのルーターはHuawei のものですが同時接続台数が40台です。

            5Gが普及したらまた色々と新しいサービスや端末が出てきそうですよね。楽しみです。

          • amahikas より:

            matha03さん、幸運を祈っております!

  2. かず より:

    コメント失礼致します。
    AC797でRakuten UN-LIMITを使おうと検討していたので非常に参考になりました。ありがとうございます。
    質問なのですが、正式対応端末以外での国内ローミングは不可なのでしょうか?

    当方、取り急ぎHUAWEIのE5383sにて試しに使っていたのですが、楽天エリア外になると圏外になるので困っていました。もしかして国内ローミング不可が原因かと思い、コメントさせて頂いた次第です。

    • amahikas より:

      かずさん、コメントありがとうございます。
      同じ組合せで使ってるとは奇遇ですね(笑)

      正式対応端末以外で国内ローミングが使えるかどうかは私のほうでもわかりません。
      とりあえず、AC797では海外ローミングを有効に設定する項目はあるものの、国内ローミングについては設定項目がないため、現状では無理なのではないかと思っています。
      HUAWEIのE5383sに「ローミングする」という設定項目があれば結果も変わるかもしれないので探してみてください。

      私も引き続き、いろんな場所で試して新しいことがわかれば記事を更新します。
      よろしくお願いします。

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