小型スピーカーDALI MENUETとマランツ M-CR611ファーストインプレッション

アンプ
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M-CR611

続いてM-CR611を見ていきましょう。

M-CR611本体

想像していたとおり、サイズも見た目も良い感じにおさまってくれました。
私の環境だとシルバーの筐体のほうが映えるようです。
左右のライトは青、オレンジ、緑に変えることができます。
妻の評判が良くないので点灯しないようにすると思います。(笑)

nano iDSDと

M-CR611の右横にはnano iDSDを設定しています。
nano iDSDはMacBook ProとUSBで接続し、M-CR611とはアナログ接続をしています。
nano iDSDもデジタルオーディオプレーヤーのCayin i5 DAPを買ってから出番が減っていたのですが、想定通りここで活躍してくれました。
音質面でかなり重要な役割を果たしてると思います。
今後、micro iDSD BLなどへのアップグレードも考えたいですね。

M-CR611左側

本体左側にはメニュー操作用のスイッチがついています。

M-CR611右側

本体右側ではCDプレーヤーの操作ができます。

本体正面

本体正面にはCDドライブ、三行表示のディスプレイと電源ボタン、ヘッドホン接続用ジャックがついてます。
質感はそれほどではありませんが、価格の割にデザインは良くて、部屋ともマッチしています。

本体背面

最後に本体背面です。
すでにケーブルが接続されていますが、小さい割にたくさんの端子があります。
スピーカー端子はもう1セット接続ができるようになっています。もちろんバイワイヤリング接続も可能です。
将来的にスピーカーをもう1ペア買っても運用できるわけです(笑)

接続方式による違い

機器が到着して初日ですが、取り急ぎ以下の接続方法を試してみました。

  • iPhoneとM-CR611をBluetoothで接続
  • Cayin i5 DAPとM-CR611をBluetoothで接続
  • iPhoneとM-CR611をUSBで接続
  • 旧MacBook Proとnano iDSDを経由してM-CR611と接続
  • MacBook ProとM-CR611をAirplayで接続
  • MacBook ProとM-CR611をAirplayで接続(Audirvanaを使用)

M-CR611は接続方法が豊富なのでいろんなパターンを早くも試しました。
まだじっくりとは聴いていませんが、「iPhoneとM-CR611をBluetoothで接続」パターンはやはり音質が明らかに劣ります。「Cayin i5 DAPとM-CR611をBluetoothで接続」と「iPhoneとM-CR611をUSBで接続」は同等。Cayin i5 DAPとiPhoneの音の傾向の違いがわかりやすいです。音質的な差はあまり感じませんでした。好みの問題ですね。
「MacBook ProとM-CR611をAirplayで接続」も「Cayin i5 DAPとM-CR611をBluetoothで接続」と「iPhoneとM-CR611をUSBで接続」と変わらないクオリティーでした。
「MacBook ProとM-CR611をAirplayで接続(Audirvanaを使用)」ですが、さすがにAudirvanaを通すと全体的にクリアになります。特に高域が目立つようになります。個人的には好きな音でした。
今のところ一番良いと感じるのは「旧MacBook Proとnano iDSDを経由してM-CR611と接続」です。
やはり全体的な深みが違いますね。nano iDSDの効果が大きいと思います。

音のファーストインプレッション

店頭で聴いていた音とさほどかわりありません。
一番違うのは高域ですね。店頭で聞いていたときのほうが高域は目立ってました。
バーンイン(エージング)で解決されることを期待しています。

中域と低域は店頭とほぼ同じです。
店頭試聴はアンプがDRA-100でしたが、自宅ではM-CR611です。
どのように音が変化するか心配だったんですが、今のところ違いは感じません。DRA-100のほうがやや硬質でモニター系の音だと思いますが、気になるほどの違いではないです。

もっとも満足しているのは解像力の高さです。
既設のAVアンプを中心としたシステムだとTD-508MK3は低音があまり得意ではないので、サブウーファーが低音を担当していました。
悪いウーファーではないのですが、どうしても解像力の点では劣るという印象でした。

MENUETとM-CR611の組み合わせでは季節の環境で感じていた不満が解消されていますね。また、到着してから10時間ほど鳴らしていいても聴き疲れしません。
解像力と心地良いリスニングのバランスがしっかりと取れているように感じます。

店頭試聴ともさほど印象も変わらないので今のところ満足です。
もう少し高域が出てくるようになれば完璧です。

まとめ

AVラック全体

とりあえず店頭で試聴をしていた音が自宅でも聴けたので安心しました。
実際に聞き比べてみると既設のAVアンプを中心としたシステムに感じていた不満も解消されていますし、おおむね思惑通りの買い物ということになりそうです。

設置方法だけでなく、nano iDSDの代わりにHERUS+にしたらどうなるんだろうとか、DT 1990 PROのヘッドホンアンプとして使ったらどうなるんだろうとか、いくつか気になる点があります。

また、AVラックの写真を見ればわかるように、かなり窮屈になっています。
理想をいえばもう少し空間が欲しいと思いますので、今後の課題にしたいと思います。他に設置スペースがないので解決は難しいのですが出来るかぎりのことはしたいです。

今のところ興味があるのはインシュレーター、スピーカースタンド、電源タップといったところです。nano iDSDをmicro DSD BLに置き換えるのも面白そうですが、まずはHERUS+でどうなるか試してみたいです。

今回は以上です。

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