At The End Of The Day / Les Miserables
この曲についてはいろんなバージョンがあるんですが、私が私用しているのは25周年コンサートの際に演奏されたバージョンです。一般的にLes Miserables 2010 Castというアーティスト名で呼ばれています。
この曲は確認ポイントが多いです。
・フルオーケストラの迫力、音圧
・各楽器の分離
・世界最高峰の音場(O2アリーナ)を再生できてるか
・左右の定位(2:00あたりで女性ヴォーカルが右に寄ります)
今のところ試聴をする上でもっとも違いがでるのがこの2曲です。
しっかりとヘッドフォン(イヤフォン)、アンプの実力を聞き分けることが出来ます。
注記:SpotifyにLes Miserables 2010 Castバージョンがなかったので、10周年記念コンサートバージョンを紹介しました。
Rangers / A Fine Frenzy
この曲も女性ヴォーカルでベースラインに特徴のある曲です。
ただ、Kelly Sweetの曲と違ってスローテンポながらもグルーブ感のある曲なのでゆったりとしたノリを表現できてるかを確認するのに最適です。
高音から中域、低音のつなぎがうまくないとこのノリはなかなか表現できないと思います。
Titanium / David Guetta
EDMです。
この曲は低音の鳴り方と音場のチェックに使っています。低音がボワつかずにどれだけキレよく聞こえるかに注目します。
また、siaのヴォーカルがどのように聞こえるかも重要です。低音が強すぎる製品だとSiaのボーカルが埋もれることがあります。
静と動がはっきりしてる曲でもあるので音の立ち上がりや余韻の残り方も聴きどころです。
Flesh and The Power It Holds / Death
試聴に使う曲の中ではもっとも激しい曲です。
ただ激しいだけではなくテクニカルな曲でもあるので聴きどころは多いです。
・メタルらしい迫力と音圧、疾走感
・各楽器の分離
この曲も録音状態がいいのでほとんどの機種はちゃんと各楽器が分離されるんですが、迫力や疾走感が失われては元も子もありません。
高音から低音までレンジが広いのも特徴です。
ヒステリックなギターのフレーズから下でせわしなく動き回るベースライン、手数の多いドラムなど確認ポイントは多いです。
とはいえ、試聴の際はひとつひとつの音を細かく聞くというよりも全体が調和しているかを確認します。
あくまでも激しさや疾走感が気持ち良く聞こえればOKという感じです。
この曲も結構差が出ますね。
2015年のイヤフォン選びでは随分とこの曲で落選しました。
No More Tears / Ozzy Osbourne
いま試聴に使ってる曲の中ではもっとも古い曲です。
また、もっとも長く試聴に使ってる曲です。
出だしのベースからギター、ドラムのキレ、オーケストラの壮大さなど聴きどころは多いです。
以上で私がよく試聴に使う曲の紹介は終わりです。
前々回と前回の記事については以下を参考にしてくださいませ。
コメント
[…] オーディオの試聴によく使う曲と聴きどころ(2017年2月版)amahikasです。 昨年のうちに更新しておきたかったのですが、インフルエンザにかかってしまって更新ができませんでした。 今 […]