AKG N5005 ハイブリッド型イヤホン ファーストインプレッション

AKG N5005
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長かったイヤホン選びもいよいよ終わりが見えてきてホッとしているamahikasです。暑い時期に間に合って良かったです。

購入をしてまだ一週間ですが、ここまで使ってみて感じたこと、試聴時の印象との違いを書いていきます。

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AKG N5005

最終的に私が選んだイヤホンはAKGのN5005です。2018年の3月に発売された製品でダイナミックドライバひとつとBAドライバ四つを搭載したハイブリッド方式を採用しています。
前にN5005の試聴記事にも書いたとおり、N5005はK3003の後継というよりもN40の上位機種と考えています。

ケーブルが着脱式になっていて、3.5mmのリモコン付きケーブル、2.5mmのバランスケーブル、BluetoothケーブルとAKG純正アップグレードリケーブル「CN120-3.5」の4種類のケーブルが同梱される豪華な仕様となっています。ちなみに純正アップグレードリケーブルが付属するのは日本の独自仕様です。海外版は付属しないので注意してくださいませ。
私の場合、純正アップグレードリケーブル「CN120-3.5」があれば十分かなと思っているので、本体のみのパッケージも用意してくれるとありがたいと思いました。
それと公式サイトでは「MMCX着脱式」と記載がありますが、他社製のMMCXと比べると溝が深いです。MMCXケーブルは3本ほど持っていますが、どれも挿すことができませんでした。
私は事前にこのことを知っていたので覚悟の上での購入ですが、混乱を防ぐためにも公式サイトには「独自仕様のMMCX」と記載したほうがいいと思います。

4種類のフィルタがあるのも特徴です。
ノズルの先端にあるフィルタを入れ替えることによって、「HIGH BOOST」、「MID-HIGH BOOST」、「REFERENCE」、「BASS BOOST」と異なる音を楽しむことができます。
私は今のところ「REFERENCE」しか使用していません。そのうち、他のフィルタも確かめてみたいと思ってます。

価格は10万円弱です。私にとっては安い価格ではなくオーディオ製品に出せるギリギリの価格ですね。前にカスタムIEMのVE5を15万円以上で買いましたが、あれはカスタムIEMという特殊な製品だからでした。
購入するにあたってちょっと迷ったのが、カナダのAmazonで7万円弱で売られていたことです。日本でもセールや値下げの時期が近づいてるのかなと不安になったため、様子をみようかとも考えました。
結局は購入しましたが、海外を含めた価格動向には注意をしていきたいです。

N5005の詳細については公式サイトを参考にしてください。

http://akg.harman-japan.co.jp/product.php?id=n5005

それと本記事をアップしたあとに知ったのですが、ハーマンの公式通販サイトだと「N5005本体+サウンドフィルター」のみのセットが6万円で販売されてますね。

https://shop.harman-japan.co.jp/products/detail.php?product_id=2130&call_cid=47

AKG純正アップグレードリケーブル「CN120-3.5」は12,880円なので、ワイヤレスケーブルなどが不要な方にはお薦めです。

https://shop.harman-japan.co.jp/products/detail.php?product_id=1857&call_cid=47_41

開封とデザイン

外箱1

外箱1です。前述の通り、日本版には純正アップグレードリケーブルが付属するので、この箱が必要になったのでしょう。

外箱2

外箱2です。海外版を購入するとおそらくこの箱だけなのだと思います。

内箱

内箱です。この内箱にたどり着くのにもう1枚カバーを外す必要があり、過剰包装だなぁと感じました。

内箱上段

内箱を開けると上段にケース、本体、フィルタが梱包されています。ケースと右上部には通し番号が振られていて所有欲が満たされます。ただ、ケースは私が使っているものよりも使いづらそうなので箱の中に入れたままにしてあります。
本体が入る穴には標準でついていたイヤーピースを入れています。

内箱下段

内箱の上段を取ると下段が見えてきます。ここにはイヤーピース、フライトアダプタ、クリーニングツール、USB充電用ケーブルとケーブル3種が入っています。

ここからは本体の写真をお楽しみください。

N5005

N5005

N5005

N5005

N5005

N5005

イヤーピースはSpinfitのCP100です。N5005に付属していたものではなくすでに自分が持っていたものを使っています。ケーブルはAKG純正のアップグレードリケーブル「CN120-3.5」です。

「CN120-3.5」のAKG独自MMCX端子

これが独自のMMCX端子です。他社製よりも先端が少し長くなっています。

「CN120-3.5」のプラグ

プラグ側はこんな感じです。

Pinnacle P1と

Pinnacle P1と比べてみました。サイズはそれほど変わらないですね。形状が違うので装着感はだいぶ異なります。
デザイン的にはどちらも気に入っています。N5005は色気はないものの質実剛健という感じですね。ピアノブラックの仕上げも良いです。

MMCX比較

上がORB社のClear force Ultimateで下がAKG純正CN120-3.5です。ほんの少しの差なんですが、この差のおかげで他社製のMMCXケーブルを使うことができません。
覚悟をして買ったので問題ありませんが、今後はやめて欲しいですねぇ。

次ページに続きます。

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