ポタ研 2017冬レポート その3 Cayin N3、Ultrasone Signature STUDIO、i5 DAP用新ケース

DAP
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Ultrasone Signature STUDIO

続いてUltrasoneのヘッドホンです。
Ultrasoneは過去にHFI-580を使っていました。
クセのあるヘッドホンでまたに使うには面白い存在でしたが、メインで使う音ではありませんでした。
最近でいうとPerfomanceの800シリーズやUltrasone GOやEdition Mなどを試聴しています。
いまひとつ音質的に好みと合わないのと価格が高いので購入には至っていませんが、AKGやゼンハイザーと同様常に気になるメーカーであることに変わりはありません。

今回試聴をしたSignature STUDIOはSignature PROの弟分です。
音については仕様やチューニングを変えていませんが、イヤーカップとヘッドバンドの素材を変更しコストを抑えているとのことです。

Signature STUDIO本体

Signature STUDIO本体

ヘッドバンド

試聴はi5 DAPと直接接続をして聴きました。
早速試聴結果を書いていきましょう。

Rangers / A Fine Frenzy

高音が刺激的ですね。(笑)
HFI-580を思い出します。
高域はやや人工的な音ですが不自然さはさほど感じないです。
低音は大人しめで包み込むような低音は出てないですね。

No More Tears / Ozzy Osbourne

出だしのベース音は良かったんですが、シンバルが入ると独特の高域が気になってしまいました。

At The End Of The Day / Les Misérables

この曲は冒頭のパーカッションで高域を確認していますが、いきなりダメでした。
他の曲と一緒で独特の高域が気になりますね。

Flesh and The Power It Holds / Death

出だしのヒステリックなギターですが、いつもより明るくて刺激があります。
美しいと言うよりも刺激的な高音ですね。
中域は少し量が少ないのか、この曲の迫力はいまひとつ出ていませんでした。

Signature STUDIOのまとめ

音量は60前後で聴きました。私がメインで使っている密閉型ヘッドホンのDT 1770 PROほどではありませんが、それなりにパワーは必要ですね。

PerfomanceシリーズとEdition Mはここまでクセが強かったという印象ではないのですが、SignatureシリーズはしっかりとUltrasoneの伝統を継いでるのかなと思いました。
どうしても高域が気になってしまって音楽に集中ができませんでした。
ただし、私の好みに合わないってだけで良くも悪くもスタイルを変えないメーカーの姿勢は尊重しますし、好きです。

Cayin i5 DAP用ケース

Cayinの代理店をしているコペックジャパンさんのブースではi5 DAP用の新しいケースが展示されていました。
写真を撮ってきましたので参考にしてくださいませ。

裏面にはCayinの刻印

前面とケース

ケースの色は黒です。
裏面のレッドのスティッチが目立ちますが、前面は前のケースよりも落ち着いた雰囲気です。

ケース裏面

ケース上部

ケース横面

見た目はこのような感じです。
質感は触り心地は初代のケースと変わりませんが初代のケースには本体が滑ってケースから外れるという欠点がありました。
新しいケースでは欠点が解消されていたので安心して使うことができます。
近日中に順次発売が開始され、価格は五千円になるようですのでこれからi5 DAP用のケースを購入する場合は、新しいケースをお薦めします。

ポタ研2017冬のまとめ

試聴をした製品の感想を書きました。
衝撃が大きかったのはCayinのN3です。あれだけの音をi5 DAPの約1/3の価格で出されるのは少し複雑ではありますけどね。(笑)

他にも試聴をしたい製品はいくつかあったのですが、時間と体力の関係で断念しました。
今後、店頭で試聴をしてみたいと思います。
特にDAPですね。i5のサブが欲しいので、FiiOのX5 3rdやONKYOの小型DAPを聴くのが楽しみです。

最後に。
最近はどのポータブルオーディオ系のイベントに行っても気にならなかったんですが、今回は長く試聴をする人が多いことが気になりました。
また、今回は全体的に会場がコンパクトだったので仕方がない部分もありますが、ブースの前で立ち話をする人が多かったのが気になりました。
試聴ができる出来の数や展示員の増やすにはコストがかかりますので、ベストの解決策とは思いません。メーカーによっては試聴に時間制限を設けたりしていますね。
コストをかけてセキの数を増やせるメーカーや代理店はいいと思いますが、そういう余裕のないケースもあると思いますので時間を制限したら良いのではないかと思いました。

 

運営、出展者、私のような見物客がもう少しお互いに気を遣うとよりいいイベントになるのではないかと感じます。
自分自身も気をつけたいです。

以上です。
本記事ではDAPのCayin N3とUltrasoneのヘッドホンを紹介しました。
前回の記事は以下を参考にしてください。

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