amahikasです。
久しぶりのMacBook Pro購入とあって、興奮しますね。早速、発売されたばかりのMacBook Proが届きましたので、紹介していきたいと思います。
MacBook Proを選んだ理由
まず、今回MacBook Proを選んだ理由について振り返っておきます。今回購入したのは13インチモデルです。Thunderbolt 3(USB-C)ポートを四つ登載する上位モデルと二つ搭載する下位モデルを選ぶことができたのですが、予算の関係で下位モデルを選びました。私の使い方(ブラウザでインターネット閲覧、ブログ編集、画像の保存と編集少々、音楽ファイルの保存と管理、CDからのリッピング)を考慮するとそんなに高スペックじゃなくてもいいと思って下位モデルを選びましたが、長く使うという観点を考慮すると上位モデルを選ぶのがベストと考えています。
先に発売されたMacBook Airも価格とスペックのバランスが良く、非常に魅力的に見えます。今回のMacBook Proがあまり魅力的じゃなかったら私はAirを買っていました。最終的にAirじゃなくProを選んだのはスペックです。そもそも私はMacBook Proを年に一回くらいしか外に持ち出さないため、携帯性は重視していません。置き場所があればiMacがベストな選択ですし、昔からiMacには憧れもあります。
AirとProの選択に話を戻すと、今回のAirとProは似たスペックながらもAirは冷却機能が少し不安でスペック通りの処理速度を出すのは難しいのではないかと思い、Proを選びました。最終的に購入したのは下位モデルのメモリを16GBにカスタマイズしたモデルです。
AirとProを比較検討した記事は以下になります。参考にしていただければと思います。
注文から届くまで
注文をした時は5月18日〜5月20日に届く予定と表示されていました。COVID-19の影響で物流が遅れているため、もう少しかかるかなと思ってましたが、ありがたいことに予定よりも早く届きました。
我が家にMacBook Proが届くまでの行程は以下の通りです。
- 5月5日 Apple Storeから注文
- 5月9日 15:00 深セン支店 海外荷物受付
- 5月13日 10:35 深セン支店 海外発送
- 5月14日 10:25 ADSC支店 荷物受付
- 5月15日 7:04 最寄りの支店 配達中
- 5月15日 自宅に到着
ファースト・インプレッション
製品デザイン
現在使ってる、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)と比較するとデザインはだいぶ変わりました。写真を撮りましたので、参考にしていただければと思います。
まずは外箱です。いつも通り、簡素で必要以上のサイズになってないのは交換です。
開封するとすぐにMacBook Proが出てきます。
付属品も相変わらず必要最低限です。本体とUSB Type-Cケーブル、電源アダプタと簡単な冊子が入ってるだけです。
本体を開けると液晶パネルを保護するシートが貼られてます。
Touch Barはいいとして、ESCキーがないのは個人的に許容できませんでした。
電源を入れてないのでTouch Barは点灯してません。
ベンチマークのスコア
MacBook Pro全体のスペックを計るベンチマークは有名メディアサイトで見ることができますので、個人的に気になっているストレージのベンチマークをBlackmagicのDisk Speed Testで計ってみました。
2017年にMacBook Proを買い換えたときにも同様のベンチマークを計測していますので比較していただければと思います。
まずはMacBook Pro内蔵SSDの結果です。2017年はWriteが565MB/s、Readが1251MB/sだったので、Writeがかなり速くなってます。
サブで使ってるNETGEARのNAS、ReadyNAS Pro 4の結果です。以前よりも悪くなってますが、理由は明白なので後述します。
こちらはメインで使ってるNETGEARのNAS RN31400の結果です。こちらも以前よりも悪い結果になっています。
外付けUSB HDDのWD Elementsの結果も前より悪くなっています。
MacBook Pro内蔵SSDについてはビックリするくらい速くなってるのですが、NASと外付けUSB HDDについては遅くなってしまいました。外付けUSB HDDのWD Elementsは以前はMacBook Proに直接接続していましたが、MacBook Pro 2020はUSB Type-Cポートが二つしか無いため、USB HUBを介して接続しています。その影響で遅くなりました。
2台のNASも同様で前はMacBook Proに直接LANケーブルを接続していました。MacBook Pro 2020ではUSB HUBのLANポートにLANケーブルを接続しているため、遅くなっています。
この辺は追々、環境を良くしていきたいと思います。
新機能の使い勝手
まだ到着したばかりですが、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)と比べて新しくなった点について書いていきます。
Touch Bar
初めてのTouch Barですが、Fnキーを表示するようにしています。見た目は今までと変わらないのですが、Fnキーを押すときのペタッとした触り心地は違和感があります。
Fnキーを必要とするのはATOKで文字入力をしているときなので、これから設定を突き詰めて使いやすくしたいと思います。
Touch IDセンサー
Touch IDセンサーは有効にしました。通常、パスワードを入力するところを指紋で認証しています。今のところめちゃくちゃ便利とは感じていませんので慣れてからどう感じるかといったところでしょうか。
キーボード
これまで使っていたMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)と比べるとMacBook Pro 2020は少し浅いと感じますが、どうしても受け入れられなかったバタフライ式のキーボードに比べると深くなっています。特に問題はありません。
多用するESCキーもありますので、スムーズに移行ができてます。
トラックパッド
MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)よりも面積が広くなっていますが、今のところ誤操作もなくて快適です。MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)ではトラックパッドをクリックするときの感覚が少しもっさりとしていたのですが、MacBook Pro 2020はカチッとしているので個人的にはこちらのほうが好きです。
Thunderbolt 3(USB-C)ポート
USB Type-Cポートが二つしか無い下位モデルを選びましたが、今のところ快適とは言えません。前述の通り、USBハブが必須となりますが、高性能なUSBハブを買わないとUSB Type-Cポートの本領を発揮できないだろうと感じています。
外付けUSB HDDもUSB Type-Cポートひとつを占有すればかなりの速度が出るはずなので、今後どうするかはしっかりと考えたいと思います。
以下の記事にも書きましたが、スペックを要求する作業をする方はThunderbolt 3(USB-C)ポートが四つある上位モデルを選ぶことをお薦めします。
スピーカー性能
間違いなく良くなっています。MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)だと音の出所からして違和感があったのですが、MacBook Pro 2020では音の出所が自然で、少しの時間ならMacBook Pro本体のスピーカーでもいいかなと思わせてくれるくらいです。現実的にMacBook Pro本体のスピーカーで音楽を聴くことはほとんどないんですが、現在流行のリモート会議では活躍すると思います。MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)やiPhoneを使ってリモート会議をする場合、会話が聞き取りづらいと感じることが多いのですが、MacBook Pro 2020では少しマシになると思います。
MacBook Pro用アクセサリー
基本的になんでもシンプルに使いたいと思ってるので、アクセサリー類はあまり買わないのですが、コネクタがUSB Type-Cに変わることもあり、これまで使っていたアクセサリーはほとんど使えなくなります。また、MacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)はバッテリーが膨張して壊れたため、いくつかアクセサリーを前もって買いました。MacBook Proを注文してからいろんなブログを調べた結果、購入したのは以下の製品です。
スタンド
スタンドはMajextandを選択しました。オーディオでかなりお世話になっているコペックジャパンさんが取り扱っているスタンドです。BlueloungeのKickflipとどちらを買うか迷ったのですが、リモート会議をするときに少し高さも出したいと思ったので、Majextandにしました。
私の場合、MacBook Proを持ち歩くことはほとんどないので、Kickflipのように一発で角度をつける製品よりも自分の使いやすい角度に調節できるMajextandがいいと判断しました。それなりに高さがあったほうが冷却効果も大きいでしょうからね。
USBハブ
USBハブはかなり迷いましたが、最終的に無難なところでAnker社のPowerExpand+ 7-in-1にしました。4K対応HDMI出力ポート、60W出力 Power Delivery対応USB-Cポート、1Gbpsイーサネット、USB-Aポート×2、microSD & SDカード スロットを備えているUSBハブです。個人的に必要なポートが揃っていて、5000円弱と安価なので特に問題がなければラッキーくらいの感覚で選んだのですが、1GbpsイーサネットとUSB-Aポートは期待していた速度は出ていません。安易に他社のUSBハブを購入しても泥沼にはまりそうなので、さらなる調査をしていいものを選びたいと思います。
ベンチマーク上の数値はいまひとつですが、MacBook Proを使っていて不快なくらい遅いかと言われるとそうでもないので、慎重になりたいと思ってます。
まとめ
まだ到着したばかりですが、二つの点で買い換えて良かったと思っています。ひとつはファンです。今のところ一度も音を立てて回ることがありません。本体はそれなりに熱を持っていますが、負荷がかかるとファンがブンブン回っていたMacBook Pro (Retina, 13-inch, Early 2015)と比べると非常に快適です。もうひとつは体感速度です。さすがに2015年モデルでは厳しくなってきたのか起動にも時間がかかるようになっていましたが、MacBook Pro 2020では起動だけでなく、すべての操作において待ち時間が少なくなりました。私はあまり細かい点にこだわらない方ですが、待ち時間が多いのはストレスです。今回の買い換えではそのストレスがほぼなくなりました。
シザー型のキーボードとESCキーのないTouch Barを受け入れることができなくて、新しいMacBook Proが出ても買い換えをしなかったのですが、今回はようやく自分が望むMacBook Proが発売され、買い換えをしたのは正解だと今のところは思ってます。
私のようにここ数年のMacBook Proに不満を感じていた方には買い換えをお薦めします。その反面、2016年から2018年のMacBook Proを使ってる方は来年発売されると噂されている14インチのMacBook Proまで待ってもいいと思います。ただし、第10世代のCPUを積んでるMacBook Pro 2020の上位モデルと下位モデルは想像していたほどベンチマークの差がないのも事実です。予算を考慮しつつ自分に合うものを選ぶのが良いと思います。
今回は以上です。
以下の記事も参考にしていただければと思います・
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