Unique Melody Maverick II
音の好みが合う知人がMaverickのユニバーサルタイプを気に入っていたので聴いてみました。
私自身も2015年の12月にカスタム版を試聴して気に入っていました。
備忘録代わりに始めたブログですが、しっかりと機能してますね(笑)
Maverick IIは低域にダイナミック型とBAを1基ずつ搭載し、中域にはBA×1、高域はBA×2を搭載したハイブリッド型のイヤホンです。
低域にダイナミック型とBAを採用しているのが特徴かと思います。
At The End Of The Day / Les Misérables
まず最初に感じたのは高音がきらびやかであることです。
解像力が高く、音の粒が細かく滑らかです。
低域はそれほど沈み込みませんが、必要十分です。
中域は強く主張せずに適度な量です。
Flesh and The Power It Holds / Death
出だしのギターがきれいですね。音源通りだともっとヒステリックな音なんですが、Maverick IIで聴くとクリア且つきらびやかになるのが面白いです。
音の密度が上がっても問題ないと感じました。
中域も迫力が出ています。
Master of Puppets / Metallica
低域は量が少ないと感じました。
この曲の迫力や音圧は表現できてるが、メタルというジャンルが得意とは言えないかなと思います。
Rio Rush / Fourplay
この曲は気持ちよく聴かせてくれました。合いますね。
スネアとピアノのアタックオンが強く鋭いと感じます。人によってはちょっと強すぎるかもしれませんが、個人的にはメリハリがあって好きです。
この曲では低音もちゃんとうなってました。音の密度が下がると低音もしっかりとでるんだなと印象です。
Bisso Baba / Bob James
この曲ではさすがに低音の沈み込みが物足りないと感じましたが、曲全体の雰囲気はよく出ています。
シンバルとピアノも印象的な曲なのですが、良い感じに聴かせてくれました。
Crush / Kelly Sweet
女性ボーカルとの相性はいいと感じました。ボーカルは結構前に出てきますね。
個人的には少し出てきすぎのように感じました。
しかし、高域の刺さるか刺さらないか微妙なところのチューニングはうまいですね。
中音域の中でも高い音の量が多い製品で、私の好みだと量が多すぎると感じます。
Maverick II まとめ
音ですが、全体的なバランスは高域寄りと感じました。
個人的な好みで言うと低域の量感を少し増やして、中音域の中でも高い音(High Mid)が減ると良い感じなるという印象です。
ただし、基本性能は非常に高くて解像力、音の細かさと滑らかさはさすがです。
デザインは一般的なカスタムIEMと同じタイプです。標準的なサイズで私の難しい耳ではギリギリかなと思います。
シェルの美しさや耐久性には定評のあるメーカーですので心配は不要でしょう。
おそらくケーブルで好みに音を調節してよというタイプの製品かなと思います。
イヤーピースの選択によっても音は変わると思いますので、そういった楽しみ方をしたいマニア向けと感じました。
発売は2月の下旬を予定していて価格は17万円前後とのことです。
現在も発売されているMaverickと併売をするようですね。
まとめ
本記事ではイヤホン二つの試聴結果を書きました。
その他の製品については順次アップしていきます。
コメント
私はxelentoの高域がかなり良く鳴ってると感じますね。
高域〜低域まで非常に自然で高解像度だと思います。
実際そのバランスが悪かったら購入を見送るつもりでしたので。
ゆうさん、コメントありがとうございます。
購入されたんですか?羨ましいです。
Twitterに書いたんですが、繊細なイヤホンだとCayin i5はパワーがありすぎて高音域が粗くなる傾向にあるかもと疑っています。
試聴をする機会があったら確認をしてみますね。
私としても中低域がすごく気に入ったので、高音域の粗さがなくなれば欲しいと思ってます。
全体的にはとても良い製品と感じましたし、これだけのイヤホンはなかなか出てこないんじゃないですかね。