試聴結果
Bisso Baba / Bob James
この曲の特徴でもある低音が目立ちます。沈み込みも良いですし、地を這うという表現がピッタリの低音です。
全体的な音の印象ですが、元気で明るいというよりも落ち着いた高級感のある音と感じました。
バランスとしては中低音寄りです。高域はやや物足りなさを感じますが、この程度なら許容範囲というレベルでした。
Rio Rush / Fourplay
この曲では低音がややブーミーになると感じました。沈み込みは相変わらず良いんですが、量が多く、キレよりも暖色系の音を出すという印象。
高音はこの曲でも少なめと感じますが、シンバルやピアノもちゃんと聴きとることができるので必要十分な量と言えそうです。
Rock the Blues Away / AC/DC
音の密度を上げてみました。
中域がよく出てるので迫力がありますね。JBLにはロックが合うなと感じます。
ただし、全体的にややこもるという印象も受けました。
Crush / Kelly Sweet
女性ボーカルも聴いてみます。
この曲の雰囲気もよく出ています。
音源通りに女性ボーカルが前に出てきて生々しさもありますね。ベースも普段ヘッドホンで聴いてる音とイメージは合います。
高域のシンバルはこの曲でも量が少ないと感じました。
Rangers / A Fine Frenzy
べーすがよくうねる。
だるそうな雰囲気がよくでてる
高域は少し物足りない。
デザインとサイズ
サイズがわかるようにiPhone 6sと一緒に撮影しました。
天板部分にはトップパネルカバーがあって写真のように開くことができます。
iPhoneやDAP(Digital Audio Player)を接続できるように3.5ミニステレオ入力端子と充電用のUSB端子があります。
無線LAN(Wi-Fi)が接続しやすくなるWPSボタンもついています。
天板の左側には入力ソースを選ぶダイヤルがついています。
Airplay、Bluetooth、dlna、PHONO/LINE、3.5ミニ、光デジタルが選択できます。
天板の右側には音量ダイヤルがあります。
操作は非常に簡単ですね。
写真を撮ることは出来ませんでしたが、「 PHONO/LINE」と「光デジタル」入力端子は底面にあるそうです。AC電源も底面に接続します。
一般的なBluetoothスピーカーと違ってバッテリーでは駆動しないので電源が必須となります。ここは注意が必要ですね。
iOSよAndroidデバイス用にJBL Music Appを無料で使うことができます。
このアプリを使うことによって、音量やイコライザを変更することができます。
ただし、英語版しかないとのこと。
まとめ
音、サイズ、価格(65,000円前後)ともに今回の私の要望にはピッタリかなと思いました。
一般的なBluetoothスピーカーからすると結構な大きさですが、小型スピーカー+アンプに比べたらコンパクトと言えるでしょう。
音については中低音の量が多く、高音が少ないという印象でした。
サイズは小さいのですが、音場は広くて20畳以内のリビングであれば十分に活躍してくれそうです。とてもこのサイズから出てくる音とは思えませんでした。
価格とのバランスもいいと思います。
ただし、個人的にはもう少し高域とキレが欲しいので、今回のAuthentics L8が標準ラインとなるかなと思いました。
すなわちAuthentics L8よりも音が好みで、価格とのバランスも良い製品がなければ、Authentics L8で決まりということもあると思います。それくらい良い製品でした。
上位機種のAuthentics L16もあるんですが、こちらは12万円前後と高くなります。
今回の予算には合いますが、Bluetoothスピーカーにそこまで金をかけて良いのか迷うところです。どれだけ音に違いがあるか確認してみたいと思います。
HARMAN StoreにはCONTROL Xなどの小型スピーカーとアンプのセットも置いてあったので、また試聴にいきたいと思います。
今回は以上です。
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